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経費や会食の際の支払いなど、企業の多くは会社専用のクレジットカード、通用「法人カード」を持ち、ビジネス活動に関するさまざまな支払いを行います。しかしその一方で、「法人カードって絶対に持ってないといけないの?」「個人のカードで立て替えるのはダメなの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで本記事では、近年その数が急増しているスタートアップ企業に着目し、スタートアップ企業にこそ法人カードを使ってもらいたい理由や法人カードの選び方、スタートアップ企業におすすめの法人カードを紹介します。カードの発行を迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
カード名 | 特徴 | おすすめできる方 |
---|---|---|
\おすすめ/ ビジネスゴールドカード ![]() | ・アメックスならではの豊富な特典を実感できる | ・アメックスビジネスカードで、より上位のサービスや特典を求める方 ・事業の順調な成長に伴い、さらなる拡大を目指している方 ・ビジネスシーンでのステータスや信頼性を高めたい方 |
ビジネスグリーンカード![]() | ・年会費が手頃で始めやすい ・アメックスの基本的な特典が用意されている | ・アメックスの法人カードを使ってみたいけれど、最初は手軽に始めたい方 ・起業して間もないフリーランスやスタートアップ ・日々の経費支払いをカードに集約して、ポイントを貯めたい方 |
ビジネスプラチナカード![]() | ・アメックスビジネスカードの最高ランク | ・アメックスの最高ランクのサービスを体験したい方 ・ビジネスを次のステージに進めたい経営者 ・専任コンシェルジュサービスや手厚い保険・サービスなどを活用したい方 |
スタートアップでも法人カードは作れる?

スタートアップ企業は法人カードを作ることができます。そもそもスタートアップ企業が法人カードの発行をためらう理由として「まだ設立直後で申込時に提示できる情報がないから…」「まだ大きな売り上げや実績を出していないから申込できないのではないか…」など不安の声が多く挙げられます。たしかに、カードを発行する際は個人カードでも一定の審査があると言われており、法人カードも同様です。
しかし、近年では会社の規模や設立からの期間、実績などの条件が設けられていない、もしくはゆるく設定されている法人カードも出てきているため、これまで会社の実績等で法人カードの発行をためらっていた企業でも、気軽に法人カードを発行できるようになっています。これまでビジネスに関する支払いを、例えば代表個人のクレジットカードを利用して支払っていた場合も、法人カードを作ることでより柔軟かつ効率的に支払いできるようになります。法人カードを作るメリットは【スタートアップ向け】法人カードを作るメリットのセクションで詳しく解説します。
法人カードと個人カードとの違い
そもそも法人カードとは、法人に対して発行されるカードを指し、「個人カード」と呼ばれる個人に対して発行されるカードと異なります。個人カードは生活費の支払いや個人的なショッピングの際など自由に使うことができますが、法人カードの場合はビジネスに関する支払いに利用することを目的としたカードとなっています。両カードはカードを利用する目的の面で大きな違いがあります。
法人カードには種類がある

実は、法人カードはさらに「コーポレートカード」と「ビジネスカード」と呼ばれる2種類のカードに分けられます。コーポレートカードとビジネスカードの違いは主にカードを持つ企業の規模にあり、一般的にコーポレートカードは大企業向け、ビジネスカードは中小企業や個人事業主など向けのカードとなっています。
コーポレートカードは大企業向けのカードなので、ビジネスカードよりも利用上限額が高く設定されていたり、複数のカードを発行した場合に、利用者ごとに利用可能枠を設定できたりと、規模が大きい会社ならではの特徴があります。対して、ビジネスカードの場合は中小企業や個人事業主が対象のカードのため、利用上限額はコーポレートカードほど高額ではありませんが、申込みがしやすく起業したての人でも持ちやすいという特徴があります。
スタートアップに適した法人カードの特徴

スタートアップ企業が法人カードを発行する場合、基本的にはどのカードを選んでも問題ないですが、いくつかのポイントを抑えたカードを選ぶことで、より使い勝手の良いカードを選択することができます。1つ目のポイントは、申込時の書類が少なくて済むカードです。一般的に法人カードを発行する際は、カード会社に対して登記情報や実績などの企業・事業に関する情報の提出が求められます。
しかしスタートアップ企業の場合、十分な実績や提示できる情報が少なく、申込の段階で足が止まってしまうという状況に陥ることも少なくありません。さらに、場合によっては固定電話の電話番号が必須となる法人カードもあり、まだ電話を引いていない企業や固定電話を持たない企業の場合は、さらに申込のハードルが高くなります。
これらの情報が集まるまで法人カードの発行ができないとなると、資金繰りや収支管理にも影響が及び、特に事業をこれから発展させていくフェーズにあるスタートアップ企業にとっては致命的です。そこで誕生したのが「スタートアップ向け」と謳われる法人カードです。これらは申込時の書類や提出事項が少ない場合が多く、また固定電話の番号なども必須となっていない場合が多く、設立したての企業であっても申込がしやすいという特徴があります。
2つ目のポイントは、年会費の安さです。法人カードでは一般的に、個人カードよりも年会費が高額に設定されています。個人カードの年会費は無料のものから数万円程度のものが多いですが、法人カードの年会費は数十万円するものも多くあります。年会費は基本的に毎年支払わなければならないため、少しでも資金をビジネスに回したいスタートアップ企業の場合は、年会費が比較的安価な法人カードを選ぶのがおすすめです。
3つ目のポイントは、ステータス性の高いカードを選ぶことです。ステータス性の高いカードを持つことは、対外的に企業の信頼をアピールすることにもつながります。ステータス性を気にしない人もいますが、特にスタートアップ企業などの実績や年数が他社に比べ少ない企業の場合は、あえてハイステータスなカードを持つことで、企業としての信頼度をアピールすることが可能になります。
法人カードを申し込むときの必要書類

法人カードを申し込む際は、いくつかの書類が必要です。必要になる書類はカードごとに異なるため、実際にどの書類が必要になるかは、ご自身が申し込むカードの公式サイトをご確認ください。一般的によく提出が求められる書類は以下の通りです。
・法人口座(引き落とし用の口座)
・代表者の本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
・登記簿や印鑑証明
いずれも企業がちゃんと実在しているのか、犯罪等ではなく正しい目的でカードを利用するのかなどを判断するために重要な書類です。また、これらの書類のほかに申込フォーム内で、会社の住所や電話番号、売上高や資本金額、従業員数など広く問われることが多いため、申込時には会社や事業に関する情報が確認しやすい状態で申し込むのがおすすめです。
なお、これらの企業情報については前述したように必ずしも問われるとは限らず、特にスタートアップ向けの法人カードの場合は回答しなくても申し込めるものもあります。
【スタートアップ向け】法人カードを作るメリット

ここからは、特にスタートアップ企業に向けて、法人カードを作ることで得られるメリットを8つ紹介します。法人カードを発行する際の参考にしてみてください。
経理業務の効率化
まず1つ目のメリットは、経理業務の効率化が期待できることです。ビジネス活動において、経理業務は重要な作業ですが、もし現金での支払いがメインとなっている企業の場合、以下のような欠点も発生します。
・レシートや領収書を紛失すると正確な収支管理ができなくなってしまう
・経費の支払いが個人の報告にゆだねられてしまうため、どこで何のために使ったお金なのか不明確
また、管理の面でも1つ1つの支払い履歴を手動でExcelやスプレッドシートなどに記録している場合、計算ミスが発生したり担当者が不在の場合に処理ができなかったり、何かと不便な場合も多くみられます。事業規模が大きくなるにつれ、手動での管理に限界が訪れることもあるでしょう。
しかし、法人カードがあるとレシートや領収書の提出がなくてもリアルタイムで利用履歴を確認することができ、どこで誰がどれくらい使用したのかを明確に追うことが可能となります。また、法人カードの中にはカード利用者の特典として、経費管理システムと連携できるものもあります。経費管理システムと連携させることで、利用履歴が自動でシステムに取り込まれ仕分けまで対応してくれるため、これまでのように手動で入力し管理する時間が短縮され、業務の効率化にもつながります。
さらに、自動で利用履歴が取り込まれるため、悪意を持って利用履歴を隠すといった不正もできなくなり、手動で対応していた時よりも支払いの透明性が改善されるでしょう。
キャッシュフローのコントロールが簡単になる
2つ目のメリットは、キャッシュフローのコントロールが簡単になることです。ビジネスに関する支払いをすべて現金で行う場合、万が一トラブルや新しいビジネスへの投資でまとまった金額の支払いが必要となった場合、口座にわずかしか資金が残らないということも考えられます。
もちろん定期的に入金もありずっと残高が少ないということはありませんが、事業を運営する中で一時的にでも保有している資金が少なくなる状態は不安定です。残高が少ない期間の資金繰りや購買スケジュールなどを新しくたてる必要も出てくるため、無駄な業務が増えることも考えられます。
しかし法人カードを持ち、支払いをカードに一元化した場合、利用代金の引き落としは毎月決められた日に集約されるため、急な出費があった場合でも手元の資金にはあまり影響を及ぼさず対応することが可能です。また、カードの利用日から引き落とし日までに猶予ができるため、キャッシュフローも安定しやすく収支計画を立てやすいこともメリットと言えるでしょう。
経費の立て替えが不要になる
3つ目のメリットは、経費の立て替えが不要になることです。例えば、従業員の出張や外出時の飲食代などの支払いの場面では、一度従業員が自費で支払い、後日レシートや領収書をもとに経費精算を行う流れが一般的です。
この場合、一度従業員が自費で立て替えた分をすぐに返金してもらえればよいですが、次回の給与支払いの際にまとめて返金という場合もあるため、従業員の中には損をした気分になる人もいるかもしれません。
また、「レシートや領収書をもらい忘れたが出張時の飲食代で〇〇円支払った」と個人カードの利用履歴を見せてくる社員もいるかもしれません。本当に経費で落としてよいのか迷う場面も出てくるため、従業員の立て替えは非効率な面もあります。
しかし、法人カードがあれば出張や外出時に従業員にカードを持たせ、支払いをカードでするよう指示すれば、従業員側の立て替えも発生しないうえ、利用履歴も明確に把握できます。後日、レシートや領収書をもとに手動で経費処理する時間も省けるため、法人カードがあることは経理業務の時短に大きく貢献するでしょう。
利用限度額が大きい
4つ目のメリットは、利用限度額が大きいことです。法人カードは、ビジネスシーンでの利用が想定されたカードのため、個人がプライベートで利用することを想定している個人カードより利用限度額が大きく設定されていることが一般的です。
設備の購入や新規事業立ち上げのための初期投資など、ビジネスシーンではまとまった金額の支払いが一度に訪れる場面が多くあります。もし個人カードで事業に関する支払いを行っていた場合、プライベートでの利用と合わせると、すぐに上限に達してしまいしばらくカード利用ができないという状況に陥ることも考えられます。
しかし、法人カードを利用している場合は、プライベートでの利用額に左右されることもないうえ、利用限度額が大きいので、より事業に関する投資や必要備品の支出もしやすくなります。上限を気にせず思いっきり投資に利用することができます。
スタートアップ企業などのこれから事業を拡大しどんどん会社を大きくしていくフェーズにある企業にとって、カードの上限に制限を受け、自由に事業を展開できないことは大きな機会損失にもなり得ます。利用限度額が大きい法人カードを持っておくことは、伸び伸びと事業にだけ集中できる環境を整えることにもつながるでしょう。
追加カードを発行できる
5つ目のメリットは、追加カードを発行できることです。追加カードとは、メインで持っている法人カード(通称「本カード」)とは別で追加で発行できる法人カードのことを指します。追加カードは基本的に本カードと同様のステータスを持つため、カード利用に関して本カードよりも制限を受けるということはほとんどありません。
追加カードを発行する企業の多くは、本カードを会社の代表または経理担当者がメインで利用し、追加カードは従業員用として利用するという使い分けをしています。特に追加カードを従業員の出張時・外出時に持たせることで、従業員が経費を立て替える必要がなくなるため、従業員側に立て替えの不満を感じさせなくて済むうえ、利用履歴がデータとして記録されるので、従業員の不正利用も防ぐことができます。
また、使い分けることで支払いの分別がしやすくなるという利点もあります。追加カードは複数枚発行できることが多いため、例えば各部署ごとに追加カードを発行すれば、部署単位での経費精算や各部署がどれくらい利用しているかを手軽に確認することができます。追加カードの発行には費用がかかる場合もありますが、無料で発行できたり、枚数限定で無料で発行可能だったりするカードもあるため、追加カードの発行に関する情報は事前に各カード会社のホームページでチェックしておきましょう。
経費の支払いに利用できる
6つ目のメリットは、経費の支払いに利用できることです。これまで度々、法人カードを持っていると経費処理が楽になるというメリットを提示してきましたが、そもそも個人カードではビジネスに関する支払いを経費として落とせないことがあります。
個人カードはプライベートでの利用が想定されたカードのため、明細単位で「これは経費として申請しよう」と分けて清算することはできません。つまり、後で経費処理すればいいやと考えて個人カードで事業に関する高額な買い物(例えば、デスクやPCなど)をした場合、経費として処理できず個人のお金で購入することになってしまいます。法人カードであれば経費として精算できないという事態に陥ることはなく、ビジネスでの支払いは経費として正しく処理されるため、法人カードを持っておくと安心です。
ビジネス向けの特典が豊富に備わっている
7つ目のメリットは、法人カードにはビジネス向けの特典が豊富に備わっていることです。個人カードに付帯している特典といえば、ポイント還元率が高いことや旅行保険などが一般的ですが、法人カードには、これら以外にも、ただ支払いのためにカードを持っておくだけではもったいないほどの多種多様な特典が備わっています。以下はその一例です。
・会計ソフトとの自動連携
・国内外での旅行傷害保険
・出張時の会食、宿泊先の手配
・空港ラウンジの無料利用
・旅行・出張時の送迎サービス
・ETCカードの無料発行 など
法人カードは、ビジネスシーンでの利用が想定されたカードのため、付帯している特典もビジネスに関するサポート・バックアップをするものに特化しています。一部の法人カードには、グレードがあがることで「コンシェルジュサービス」を利用することができるようになるものもあり、例えば出張時の宿泊先や航空券を迅速に手配してもらうことができるなどのメリットがあります。
また、会計ソフトや経費処理システムなどとの連携ができる法人カードを選択することで、経理業務にかかる時間を短縮することができ、従業員数が十分ではない企業にとっては大きな助けとなるでしょう。
社会的な信用が増す
8つ目のメリットは、法人カードを持つことで社会的な信用が増すということです。法人カードは個人カードに比べ、社会的な信用をアピールするのにも役立ちます。法人カードを持っていることはすなわち、カード会社から信頼を得ているということの証明にもなります。カード会社ごとに細かい違いはあれど、経営状態が不安定な企業や代表の過去の支払い履歴に不安がある場合などはそもそもカードが発行されない場合もあるため、法人カードを発行している会社=信頼できる、という一定のステータスにつながります。
また、その中でも年会費が高額なカードや法人カードの中でもハイステータスなカードを持っていると、その会社の社会的な信用はより強固になり、多額のお金が動く事業であっても参入しやすいなどのメリットを受けられるでしょう。
カード名 | 特徴 | おすすめできる方 |
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\おすすめ/ ビジネスゴールドカード ![]() | ・アメックスならではの豊富な特典を実感できる | ・アメックスビジネスカードで、より上位のサービスや特典を求める方 ・事業の順調な成長に伴い、さらなる拡大を目指している方 ・ビジネスシーンでのステータスや信頼性を高めたい方 |
ビジネスグリーンカード![]() | ・年会費が手頃で始めやすい ・アメックスの基本的な特典が用意されている | ・アメックスの法人カードを使ってみたいけれど、最初は手軽に始めたい方 ・起業して間もないフリーランスやスタートアップ ・日々の経費支払いをカードに集約して、ポイントを貯めたい方 |
ビジネスプラチナカード![]() | ・アメックスビジネスカードの最高ランク | ・アメックスの最高ランクのサービスを体験したい方 ・ビジネスを次のステージに進めたい経営者 ・専任コンシェルジュサービスや手厚い保険・サービスなどを活用したい方 |
【スタートアップ向け】法人カードを作るデメリット

1枚持っておくと多くのメリットを享受できる法人カードですが、もちろんデメリットも存在します。良い面も悪い面もしっかり把握したうえで、デメリットをカバーしてくれるような法人カードを選ぶとよいでしょう。
年会費が高額になりがち
1つ目のデメリットは、年会費が高額になりがちな点です。プライベート利用に使用している個人カードの場合、年会費が永年無料のものや、1年間の間に一定金額の利用があると翌年の年会費が無料、また有料であっても、スタンダードなカードであれば年会費は数千円程度で済むものが一般的です。
しかし、法人カードの場合は年会費が数万円〜高いものであれば数十万円ほどにまでなるものもあり、年会費の支払いだけでも毎年大きな出費となってしまいます。ただし、法外に高額な年会費が設定されているというわけではなく、前述したように法人カードには多種多様な特典が付帯しているため、それらが利用できると考えると高額な年会費にも納得がいくでしょう。
なお、国内外で一定のステータス性を誇るアメックスの法人カードの中には、年会費1万円からで利用できるカードがあります。なるべく事業に投資し、年会費などの無駄な出費を減らしたいスタートアップ企業の方には特におすすめです。
分割払いができないカードもある
2つ目のデメリットは、分割払いができないカードがあることです。個人カードでは、支払い時に分割回数を選択できたり、支払い後にあとから分割・あとからリボ払いができるカードが多くあります。これらの分割機能は、毎月の出費を安定させたり、予定外に使いすぎてしまった場合の応急処置として便利な機能ですが、実は法人カードの中には分割払いに対応していないカードが多くみられます。
つまり、個人カードを利用する感覚で「あとから分割すればいいや」「高額だけど分割で支払えば何とかなるでしょ」といった考えで法人カードを使ってしまうと、予想以上に高額な支払い金額になり焦ってしまう場合も。法人カードを選ぶ際、万が一に備えて、分割機能が備わったカードを選んでおくと安心です。
なお、アメックスの法人カードは、法人カードでは珍しく「あとから分割」「あとからリボ払い」に対応しています。予定外の出費が重なり当初の予定より支払い金額が高額になりそうな場合も、あとから分割できる機能を利用すれば支払い金額を調整することができ、キャッシュフローも安定します。
スタートアップ向けの法人カードならアメックスがおすすめ!

国内外で高いステータス性を誇るアメックスカードは、スタートアップ企業が持つ法人カードとしておすすめです。アメックスカードにはランクが異なる3種類の法人カードがあり、それぞれで特徴や特典の内容が異なります。それぞれのカードの違いを見ていきましょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
ビジネスグリーンカードは、アメックスブランドの法人カードの中でもスタンダードな法人カードです。ビジネスグリーンカードは起業後すぐにカード申し込みができるため、起業と同時に法人カードを発行でき、設備投資や備品購入などで出費が重なる起業直後の時期を強力に支えてくれます。さらに、いま入会すると最大4万ポイントが付与されるキャンペーンを実施中のため、カードの入会と利用だけで、約3年間分の年会費をポイントでカバーすることも可能です。
年会費も13,200円(税込)と安価に抑えられているため、起業直後でできるだけ無駄な出費を抑えたいという方には特におすすめです。もちろん、年会費が安価なスタンダードモデルのカードとはいえ、ビジネスグリーンカードには充実した特典が付帯しています。
例えば大手会計ソフトとのデータ連携や、銀行口座やクレジットカードの取引履歴を一括管理できるサービスの利用といった経費管理面をサポートしてくれるものや、ETCカードの無料発行やJALのオンライン専用運賃「ビジネスフレックス」を利用できるなどの、出張・外出時に役立つ特典などです。旅行傷害保険も最高5,000万円まで補償してもらえるため、万が一トラブルが発生したときのフォロー体制も万全です。
その他、ビジネスグリーンカードでは、追加カードの発行が可能です。本カードと同様の特典が付帯した追加カードの場合、年会費が6,600円(税込)発生しますが、特典の付帯なしの追加カードであれば、年会費無料で発行可能です。たまに従業員が出張に行くときのために追加カードを発行する場合などは、付帯特典なしの追加カードを選択すれば余計なコストをかけずにすむため、用途に応じて追加カードの特典のありなしを選択するとよいでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
ビジネスゴールドカードは、グリーンカードよりもワンランク上の法人カードです。メタル素材を採用したスタイリッシュな輝きを放つゴールドカードは、まさに1枚持っておくだけでステータス性のアピールにもつながります。年会費は49,500円(税込)となっていますが、ビジネスゴールドカードの場合は、入会特典として100,000円分キャッシュバックされます。年会費の約2年間分相当を、キャッシュバック分で補うことができる点はグリーンカード同様ありがたいところです。
ビジネスゴールドカードの魅力の一つに、ポイントの貯めやすさという点が挙げられます。アメックスでは、独自のポイントプログラムとして「メンバーシップ・リワード」と呼ばれるプログラムを提供しています。
利用金額100円ごとに1ポイントを貯めることができ、貯まったポイントは1度でも利用すれば有効期限が無期限となるプログラムですが、さらに上位のプログラムに「メンバーシップ・リワード・プラス」というプログラムもあります。
メンバーシップリワードプラスでは、ポイントの利用がなくても基本的にポイントの有効期限は無制限となり、さらに対象店舗では100円の利用で3ポイントを貯めることができます。通常、メンバーシップリワードプラスに参加するには、年間3,300円(税込)の支払いが必要になりますが、ビジネスゴールドカードの利用者は、この3,300円(税込)の支払いが初年度無料となります。
参加費を支払うことなく通常の3倍のポイントを貯めやすい状況にあるため、何かと出費がかさみがちな起業初期にある人にとってはポイントをどんどん貯められるということになります。
貯めたポイントはマイルや商品券等にも交換可能な他、カードの利用代金に充てることも可能です。ポイントが貯めやすいうちにたくさんポイントを稼ぎ、効率的に使うことでコストダウンにもつながるでしょう。
その他、ビジネスゴールドカードでは付帯特典付きの追加カードを年会費13,200円(税込)、付帯特典なしの追加カードを年会費無料で発行できます。追加カードは最大99枚まで発行できるので、規模がそこまで大きくない会社であれば、従業員それぞれに追加カードを持たせることも可能です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメックスの法人カードの中でも高いステータス性を誇るのが、ビジネス・プラチナ・カードです。年会費が165,000円(税込)と高額ではありますが、ビジネスプラチナカードは、特にビジネスシーンで役に立つ特典が豊富に備わっています。
特に「プラチナ・セクレタリー・サービス」と呼ばれるサービスでは、24時間365日いつでも電話1本で出張や接待の手配などの細々した作業を代行してもらえます。セクレタリーという名の通り、まるで自分の秘書ができたかのようにいろいろな要望に応えてくれるため、忙しい経営者にとってとてもありがたいサービスといえるでしょう。
また、ビジネスプラチナカードは「センチュリオンラウンジ」と呼ばれる、アメックスの最高峰のカード「センチュリオン」の保有者向けのラウンジを特別に利用可能です。他のラウンジとは一線を画す、豪華で充実したラウンジもぜひ利用してもらいたいところです。
その他、ビジネスプラチナカードでは、付帯特典ありの追加カードを最大4人まで無料で発行可能です。5人目以上の場合は1枚当たり13,200円(税込)の年会費が発生しますが、付帯特典なしの追加カードは、他のカード同様に年会費無料で発行可能です。
アメックス法人カードの申込みの流れ

それぞれに異なる魅力・特徴を持つアメックスの3種の法人カード。これらのカードはすべて、オンライン上からお申込みが可能です。アメックスの法人カードを申し込む際に必要になる情報を一部抜粋して紹介します。(2025年時点)
・法人番号
・主たる事業内容
・従業員数
・設立年月日
・売上高
・純利益
このほか、登記事項証明書が必要になる場合もあります。会社に関する基本的な内容のみの回答で良いため、スタートアップ企業でもハードルを感じることなく申し込みできるでしょう。また、オンライン上で申し込みできるという点で、忙しい経営者であっても自分の好きなタイミングで申し込める手軽さもありがたいポイントです。アメックスカードが気になっている方はぜひ、公式サイトより申し込んでみましょう。
スタートアップこそ法人カードを持つのがおすすめ!

法人カードは支払い機能以外にも多くのメリットを持つため、1枚持っておくことで法人カードがビジネス活動を助けてくれる場合もあるでしょう。また、法人カードを持っていることは対外的に社会的信頼性をアピールすることにもつながるため、すぐには社会的な信頼を獲得しづらいスタートアップ企業にこそ、持っておいてもらいたいところ。年会費の金額や分割払いの可否などのデメリットにも注意しながら、自分に合った法人カードを見つけてみてください。
カード名 | 特徴 | おすすめできる方 |
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執筆者名homaty75
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム