「仕事で独立したいが、何から始めればいいのか知りたい」
「スキルや資格は身につけておいたほうがよい?」
独立・開業をするにあたり、このような疑問をお持ちの方は多いようです。
そこでこの記事では、独立・開業しやすい仕事をご紹介します。また必要なスキルや資格、注意点、独立までの手順もわかりやすく解説しています。
ぜひこの記事の情報を参考に、あなたの理想の働き方を実現してみてください。
独立・開業しやすい仕事の特徴とは?

どのような仕事が、独立・開業しやすいと言えるのでしょうか。以下に、独立・開業しやすい仕事の特徴を挙げていきます。
- 初期費用が安い
- 利益を確保しやすい
- 自由度が高く自宅でもできる
- 自分の持っているスキルをいかせる
- 継続的な収入が見込める
- 1人で開業できる
初期費用が安い
独立・開業を目指す際には、初期費用の負担が少ない仕事を選ぶことが重要です。初期費用を抑えられると、必要な資金を確保しやすくなるため、開業準備がスムーズに進みます。
また万が一事業が失敗しても、損失を最小限に抑えられるでしょう。とくにパソコンやスマートフォン1台で始められるようなネットビジネスであれば、店舗・事務所を構える必要がないため、多額の初期費用を抑えられます。
利益を確保しやすい
独立・開業するにあたって、いかに利益を確保するかを考えなくてはなりません。売上から経費を差し引いた額が利益であり、経費を抑えられるほど利益率(売上高に対する利益の割合)は高まります。
たとえば飲食業や小売業は原材料費・設備費などがかさむため、利益率が低くなる傾向があります。
一方で無形商品を扱うビジネス、たとえばコンサルティングや金融商品関連の仕事では、経費が少なく済むため、利益を確保しやすくなります。
やりたい仕事がそれぞれあるとは思いますが、事業を選ぶ際には、利益率も意識してみましょう。
自由度が高く自宅でもできる
自由度の高い仕事は、開業準備や運営が柔軟に行えます。とくに自宅で作業可能な仕事であれば、資金的な負担が少なく済むため、初心者にも適しています。
たとえば、リモートワークが可能な仕事であれば、仕事時間や働く場所にある程度自由が利きます。
また仕事場所を用意せずに済むため、高額な固定費(家賃や水道料金など)を削減でき、開業のハードルが低くなるでしょう。
自宅での仕事が難しい場合は、コワーキングスペースを月額レンタルする方法もあります。
自分の持っているスキルをいかせる
持っているスキルをいかして独立・開業することは、大きな強みになります。
新しい分野に挑戦する場合、リサーチや学習に多くの時間と費用がかかりますが、これまで培ったスキルを活用すれば、多くの工程を短縮できます。
既存の知識や経験をいかした仕事なら、短期間で成果を出しやすく成功率も高まるでしょう。
他の人にはないスキルを活用することで、独自性のあるビジネスモデルの構築も可能です。
継続的な収入が見込める
安定した収入を見込める仕事を選ぶことも、独立・開業しやすい条件の1つです。安定収入は一定の需要がある分野で実現しやすくなります。
また、新規顧客の獲得には、時間と労力がかかるため、リピーターを増やすことで収益が安定しやすくなります。
近年のビジネス環境は変化のスピードが速いので、需要の変化に対応できる柔軟性も必要でしょう。
1人で開業できる
1人で始められる仕事は、従業員を雇う場合と比較して初期費用を大幅に軽減できます。従業員の人件費や教育コストがかからないため、事業が軌道に乗るまでの資金不足を最小限に抑えられるでしょう。
1人で運営可能な仕事は、自分のペースで進められることが多いため、副業にも向いています。とくに、初めて独立・開業する方は、1人で開業できる仕事も検討してみてください。
【ジャンル別】独立・開業しやすい仕事11選

どのような仕事で独立・開業しやすいのでしょうか。以下では、在宅で独立・開業しやすい仕事と、スキル・資格をいかして独立・開業しやすい仕事の2種類に分けてご紹介していきます。
「どのような仕事で独立すればよいのだろう?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
在宅で独立・開業しやすい仕事3選
在宅での独立・開業は、魅力的な選択肢です。男性・女性関わらず、また時間や場所に縛られず働けるため、独立・開業したい方の精神的な負担を軽減できるでしょう。
以下のような仕事は、在宅で独立・開業しやすいと言えます。
- フリーライター
- 動画編集
- データ入力
フリーライター
フリーライターは、クライアントの依頼に応じて記事やWebコンテンツを作成する仕事です。
専門性に応じてWebライター・コピーライター・取材ライターなどに分かれることがあります。
必要なものは基本的にパソコンとインターネット環境のみで、資格や経験がなくても始められる点が大きな魅力です。
副業として人気が高い職種ですが、誰でも始めやすいため競争が激しく、大きな収益を得るには、他のライターとの差別化を図る必要があるでしょう。
たとえば取材ライターとして活動するなら、インタビューのスキルを磨くなどの工夫が大切です。
動画編集
動画共有サイトやSNSの人気拡大により、動画編集の需要が急増しています。
具体的な仕事としては、映像のカット編集、テロップの挿入、BGMの設定などを行います。初心者からでも取り組めるため、挑戦しやすい分野です。
ただし、作業には高性能なパソコンや、一定速度以上のインターネット環境が必要です。事前に設備を整えれば、スムーズに業務ができるでしょう。
データ入力
クライアントから指定されたデータを指定のフォーマットに入力する仕事が、データ入力です。
使用するソフトはExcelやWordが主流で、基本的なパソコンスキルがあれば仕事を始められます。
作業内容により単価が決まっていることが多いため、正確さとスピードが重要です。作業量が多いほど収入が増えます。
スキルや資格をいかして独立・開業できる仕事8選
ここでご紹介する仕事は、スキルや資格をいかして独立・開業を目指せます。
すでにスキルや資格を持っている、またはこれからスキルや資格を身につけたいと考えている方は、参考にしてみてください。
- エンジニアやプログラマー
- イラストレーター
- 士業
- サロン経営
- 講師
- 飲食店
- フォトグラファー
- Webデザイナー
エンジニアやプログラマー
エンジニアやプログラマーは、プログラミングの知識・スキルを駆使し、システムやアプリケーションを開発する仕事です。
この職種は独学でも一定のスキルを習得できますが、フリーランスとして成功するには、実践的なスキルが求められます。
事前にIT企業で経験を積んだり、プログラミングスクールで学んだりすることで、仕事の基盤を築けるでしょう。
需要が高い職種であるため、実績を重ねることで高単価案件を獲得できる可能性があります。
コツコツと努力を積み重ねることで、独立後に安定した収入を得られるようになるケースもあります。
イラストレーター
イラストレーターは、クライアントから依頼された挿絵・イラストなどを作成する仕事です。
特定の資格がなくても始められますが、画力やデジタルツールのスキル、クライアントの要望を汲み取る能力は欠かせません。
ゲーム会社や一般企業の商品企画部などに就職する道もありますが、フリーランスとして在宅でイラストレーターを続ける方も多いです。
士業
弁護士・税理士・行政書士といった士業は、高い専門性が求められる職種であり、競合が少ないため顧客を獲得しやすいメリットがあります。
この分野で独立・開業を目指すと、通常は事務所を設ける必要がありますが、自宅の一部を利用したりレンタルオフィスを活用することで、初期費用や固定費を削減できます。
ただし、士業で開業するには特定の資格が必須です。これらの資格は取得までに長い時間と勉強の継続が欠かせません。
すでに資格を持っている方には適した選択ですが、新たに資格取得を目指す場合は、開業までの長期的な計画が必要です。
サロン経営
美容師・エステティシャン・ネイリストとしての資格や経験をいかして、サロンを開業する方法もあります。
同業他社が多く、競争は激しいものの、既存の顧客との関係をいかしつつ、効果的なPRを行えば、早い段階で経営を軌道に乗せることも可能です。
多額の初期費用がかかるケースもありますが、自宅をサロンとして活用したり、シェアサロンを利用することで経費を抑えられます。少ない資本での開業が実現すると言えるでしょう。
講師
ピアノ・英会話・プログラミングといった分野で高いスキルを持つ方は、その専門性を生かして講師業を始めることもできます。
講師は特定の分野の専門性だけでなく、コミュニケーション能力も重視されるでしょう。
自宅で教室を開くか、インターネットを活用してオンラインレッスンを行うかを、講師業は選択できます。オンラインレッスンだと、初期費用や固定費を削減できます。
講師業は人気商売なので、収入を大きく伸ばすには実績を積み上げたり、知名度の獲得を目指したりしましょう。
飲食店
飲食店は、フランチャイズを利用することで比較的簡単に開業できます。調理技術や運営ノウハウのサポートを受けられるため、未経験者でも開業可能です。
独自の飲食店を開業する場合は、調理師免許や食品衛生責任者など、さまざまな資格が必要です。開業に適した物件を探したり、顧客に選ばれるサービスを考えたり、多くの労力がかかります。
手続きも多いため、飲食店の開業には半年程度の準備期間が必要でしょう。
フォトグラファー
フォトグラファーは、人物や動物、料理、風景など多岐にわたる対象を撮影し、イベントや雑誌、Webサイト向けの素材を提供します。
撮影技術だけでなく、画像編集やライティングの知識も必要です。
最近では撮影データをインターネット上で販売できるストックフォトサイトがあるため、副業で行うことも可能です。
撮影依頼者が指定する場所で撮影する、出張フォトグラファーとして活躍する方法もあります。
Webデザイナー
Webデザインの分野は需要が高く、独立・開業との相性が良い職種です。デザインやコーディングのスキルをいかして、Webサイトの構成・配色・ロゴ作成などのデザインを行っていきます。
未経験者が挑戦する場合はハードルが高めなので、独学やスクールでスキルを磨くことが
必要になるでしょう。
Webデザイナーとして仕事を獲得するには、自身の作品をまとめたポートフォリオを作成して企業に応募し、少しずつ実績を積み重ねていくことが大切です。
独立・開業後に仕事を取る方法

独立・開業を果たしても、まだまだ油断はできません。思ったように仕事を確保できず、不安を感じている方は少なくないからです。
そこで、ここでは独立・開業後に仕事を得る方法をご紹介します。「長期的に収入を安定させたい」という方は、ぜひご一読ください。
- Webで情報発信をする
- クラウドソーシングで仕事を探す
- フリーランスエージェントを利用する
- 企業に直接営業する
- コミュニティや交流会に参加する
Webで情報発信をする
長期的に仕事を安定させるには、新規顧客の獲得が不可欠です。そのために役立つのが、Webを活用した情報発信です。
SNSで仕事関連の情報を発信し、ブログや制作実績をオンラインで公開することで、自身のスキルや実績をアピールでき、潜在顧客の関心を引きつけられます。
Webページを見せると、自身の人柄も伝えやすくなるでしょう。ただしWebコンテンツの充実には時間がかかるため、独立の1年ほど前から少しずつ準備を進めるのがおすすめです。
クラウドソーシングで仕事を探す
すぐに仕事を始めたい場合は、クラウドソーシングを利用するのがおすすめです。クラウドソーシングは、手軽に仕事を探せるオンラインプラットフォームです。
企業や個人からのさまざまな案件を扱っており、副業での利用も広がっています。この仕組みを活用すれば、仕事を獲得できる機会が大幅に増えるでしょう。
ただし、報酬が低めの案件も多いため、複数の案件を同時に進めるなどの工夫が必要です。
フリーランスエージェントを利用する
営業活動が苦手な方は、フリーランスエージェントの活用もおすすめです。フリーランスエージェントでは案件の紹介だけでなく、条件・報酬の交渉も代行してくれます。
大手企業のプロジェクトに参加できる機会も増えるでしょう。
企業に直接営業する
企業に電話・メールで直接営業するのも、仕事獲得につながります。とくに、外部パートナーを募集している企業や、特定の課題を抱える企業にアプローチすることで、ニーズに応じた提案ができます。
ただし、営業は断られることも多いため、案件獲得には強い気持ちと継続的な努力が必要です。
コミュニティや交流会に参加する
同業者・異業種の人々が集まるコミュニティや交流会に参加することで、仕事のきっかけを得られます。
名刺交換や情報共有を通じて関係を築いておくと、後の仕事につながることも少なくありません。
フリーランスを続けるための仕事の選び方

フリーランスとして安定して活動を続けるには、仕事の選び方がポイントとなります。
自身のスキルや時間が無駄にならず、やりがいがあり、収益性の高い仕事を選択をすると、より豊かな生活を実現できるでしょう。
- やりがいのある仕事を選ぶ
- 収益性の高い仕事を選ぶ
- スキルアップや人脈形成につながる仕事を選ぶ
- 将来性のある仕事を選ぶ
- 質の高い仕事ができそうな案件を選ぶ
やりがいのある仕事を選ぶ
フリーランスとして成功を目指すなら、やりがいを感じられる仕事を選ぶのが大切です。収益性がそこまで高くなくても、楽しいと感じる仕事は人生の満足度を高めます。
モチベーションが高まれば、長期的な収益アップにも繋げられるでしょう。最終的な判断は個人の価値観に委ねられますが、自身のやりがいや楽しさを優先する姿勢は必要です。
収益性の高い仕事を選ぶ
仕事の収益性も無視できません。安定した収益を確保することは、自由な時間を確保したり、活動の幅を広げたりすることにつながります。ある程度フリーランスとして実績ができたら、収益性の高い案件にも積極的に応募しましょう。
スキルアップや人脈形成につながる仕事を選ぶ
フリーランスとして成長し続けるには、スキルの向上と人脈形成が欠かせません。自身のスキルを少し上回る難易度の仕事や、業界内で影響力のある人物と関われる案件がおすすめです。
こうした仕事を通じ、新しい知識・技術を習得したり人脈を築いたりすることで、将来的に仕事の幅を広げられるでしょう。
将来性のある仕事を選ぶ
現代のビジネス環境は、インターネットやAIの登場に伴い大きく変化し続けています。そのため、近い将来を見据えて、仕事選びをする必要があります。
たとえば、動画編集やWebデザインの仕事は、2024年時点では生成AIでは代替できないため、需要が増加傾向にあります。
一方で、翻訳の仕事は生成AIに取って代わられてきており、需要が減少傾向です。
将来性のある仕事を選ぶと、収益が安定しやすくなるでしょう。
質の高い仕事ができそうな案件を選ぶ
単価の安い仕事を大量にこなすよりも、質の高い仕事ができそうな案件を選ぶ方が、将来的なメリットにつながることが多いです。
質の高い仕事を実績として公開すれば、クライアントからの評価が高くなり、案件を獲得しやすくなります。
自身のブランディングも考えて、仕事を選ぶことが大切です。
独立・開業で役立つスキルや資格とは?

独立や開業を目指す際には、必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし資格を取得することで得られる知識や人脈などが、事業の成功に役立つケースも多くあります。
そこで以下では、独立・開業で役立つスキルや資格をご紹介します。興味がある場合は、ぜひ資格取得を検討してみましょう。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 日商簿記検定
- キャリアコンサルタント
- 中小企業診断士
ファイナンシャルプランナー(FP)
会社経営では資金繰りや税金、保険など経済が必ず関わります。
そこでファイナンシャルプランナーの資格を取得すると、金銭的な問題に強くなり、適切にリスクマネジメント・資産運用ができるようになるでしょう。
ファイナンシャルプランナーは、国家資格と民間資格があり、それぞれ以下のような体系となっています。どちらも主催は日本FP協会です。
国家資格 | 民間資格 | |
資格名 | FP技能士1~3級 | AFP CFP |
条件 | 3級:FP業務に従事している者または従事しようとしている者 | AFP:以下のいずれか ・3級FP技能検定合格 ・FP実務経験2年以上 ・AFP認定研修受講の修了 |
2級:以下のいずれか ・日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者(修了証明書の保持者) ・3級FP技能検定の合格者、金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者 ・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者 | CFP:以下のすべて 1. AFP認定を受ける 2. CFP資格審査試験6科目に合格 3. CFPエントリー研修を修了 4. 通算で3年以上の実務経験を積む 5. 試験合格後5年以内に登録申請。書類に不備がなければ認定 | |
1級:以下のいずれか ・FP2級技能検定合格者で、FP(ファイナンシャルプランナー)業務に関し、1年以上の実務経験を有する者 ・FP(ファイナンシャルプランナー)業務に関し5年以上の実務経験を有する者 ・厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者 | ||
主催 | 日本FP協会 | |
公式サイト | FP技能検定 | AFP資格とは? |
日商簿記検定
日商簿記検定は、経理処理の基本を学ぶために最適な資格です。日々の現金の出入りから大規模な資金の流れまでを記録し、帳簿を正確に作成するスキルが身につきます。
経理を他人に任せる場合でも、自身でその内容を理解できていると、経営者にとって大きな強みとなるでしょう。
会計の知識を持たないまま事業を進めると、数字を根拠とした意思決定をするのが難しくなってしまいます。
公式サイト:簿記 | 商工会議所の検定試験
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントの資格は、独立後にキャリア相談や転職支援を行う際に役立ちます。
近年の多様な働き方のニーズに対応するため、この資格を活用して顧客に適切なアドバイスができます。
オンラインでの仕事も増えてきていて、スキマ時間を活用した副業として、キャリアコンサルタントを行う方もいます。
公式サイト:キャリアコンサルタント試験|日本キャリア開発協会
中小企業診断士
経営の専門家として経営状況を分析し、改善点を提案できる国家資格が中小企業診断士です。
財務や税務だけでなく、マーケティングや人事管理など幅広い知識を得られるため、経営判断に役立ちます。
中小企業診断士として独立後は、公的機関や民間企業のコンサルティングを行ったり、セミナー講師をしたり、さまざまな働き方が可能です。
公式サイト:中小企業診断士試験|日本中小企業診断士協会連合会
独立してから仕事を成功させるポイントや注意点

独立・開業後にビジネスを成功させるには、適切な準備と計画が欠かせません。具体的には以下のようなポイントや注意点を押さえておくと、事業が安定しやすくなるでしょう。
- まずは小規模の事業から始める
- 場所や時間に左右されないビジネスを選ぶ
- 事業の強みを把握する
- 信頼できる相談先と人脈を構築する
まずは小規模の事業から始める
リスクを最小限に抑えるために、小規模の事業から始めるのがおすすめです。最初から大きな資金を投じると、収益の変動が大きい初期段階で経営が不安定になる可能性があります。
まずはテストマーケティングを実施し、小さな成功を積み重ねることで事業の確実性を高めましょう。
場所や時間に左右されないビジネスを選ぶ
現代のビジネス環境では柔軟性が求められるため、場所や時間に縛られない事業形態が注目されています。
Webライターやプログラマー、デザイナーといった職種は、場所や時間に左右されずに仕事をできるため、副業で始める方も多いです。
これらの仕事は初期費用が低く、軌道に乗れば安定した収益を見込める点も魅力です。
事業の強みを把握する
自身の事業が提供する商品やサービスの強みを明確にすることが大切です。強みをいかすことで、競争の激しい市場で生き残りやすくなります。
クライアントやお客さんにどのような価値を提供できるのか、具体的に考えましょう。
信頼できる相談先と人脈を構築する
事業経営には、多くの壁が立ちはだかります。自分だけでは解決が難しい問題が発生する時、頼れる相談先があると心強いです。
また、人脈を広げることで、新しいビジネスチャンスのきっかけとなったり、貴重なアドバイスを得られたりする可能性が高まります。
独立して仕事をするまでの手順【6ステップで解説】

独立・開業までは、多くの準備を要します。「なんだか大変そう…」と思われるかもしれませんが、1つずつステップを踏んでいけば、着実に独立・開業できます。
以下では、独立・開業の手順を6ステップでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ステップ1:独立の動機を明確にする
- ステップ2:お金に関する知識を身につける
- ステップ3:事業計画書を作成する
- ステップ4:必要な資金を調達する
- ステップ5:開業時期を決める
- ステップ6:必要な手続きや届け出を行う
ステップ1:独立の動機を明確にする
独立を考える第一歩は「仕事の自由度を高めたい」「収入を増やしたい」など動機を明確にすることです。
動機が曖昧だと挫折しやすいので「独立して何を達成したいのか」「社会にどのような価値を提供したいのか」まで考えておくと、事業がうまくいかない時期でも困難を乗り越える力となります。
また。独立後にどのようなライフスタイルになりそうか、環境の具体的な変化も考慮しておくとよいでしょう。
会社員の方は、副業からスタートするのか、会社を辞めて独立するのかも注意深く検討する必要があります。
ステップ2:お金に関する知識を身につける
独立後は、収支管理や税務手続きを自身で行う必要があります。また、お金に関する基礎知識を事前に学んでおけば、金銭のやり取りでの予期せぬトラブルも防げます。
また、ビジネスで利益を生むには、コストを抑えつつ、効率的に売上を上げるスキルが必要です。たとえば、商品の価格設定を適切にできるようになると、クライアントが安心して取引でき、利益が安定しやすくなります。
ステップ3:事業計画書を作成する
フリーランス・個人事業主の方は、必須ではないものの、事業の全体像を明確にするために、事業計画書を作成すると以後の事業に役立ちます。
事業計画書を作成することで利益構造や資金繰りを視覚的に整理でき、事業の弱点を見つけられるでしょう。
また、融資や補助金申請時に事業計画書が必須となる場合が多いため、適切に作成することが大切です。
事業計画書には、ターゲット層や提供する商品の価格設定、予想される売上や経費などを具体的に記載します。
ステップ4:必要な資金を調達する
開業には、初期費用と6か月分の運転資金が必要と言われています。自己資金が不足している場合は、日本政策金融公庫の融資や自治体の補助金・助成金を活用することもできます。
ただし、自己資金を一定割合以上持っていないと、希望額の融資が受けられない場合があります。
必要な自己資金額は、金融機関によって異なりますが、資金調達の計画を立てる際は、起業に必要な総額を算出し、そのうちの3割以上を自己資金で用意することが望ましいと言われています。
税理士など専門家に相談することで、より正確な資金計画が立てられるでしょう。
ステップ5:開業時期を決める
独立の準備が整ったら、具体的な開業時期を設定します。開業時期が曖昧だと準備が遅れることがあるため、資金調達や設備準備にどのくらいの時間が必要かを考慮し、開業日から逆算して必要な作業をリスト化しましょう。
また、開業届などの手続きのタイミングも決めておくと、スムーズに事業を始められます。
ステップ6:必要な手続きや届け出を行う
独立の最終ステップでは、個人事業主や法人設立のための手続きを行います。個人事業主の場合は「開業届」を税務署に提出し、法人の場合は定款の作成や設立登記を行います。
なお、業種によっては、特別な許認可が求められる場合があります。たとえば、飲食業では保健所での手続きが必須ですし、従業員を雇う場合は労災保険・雇用保険の申請が必要です。
自分だけで手続きを進めるのが難しい場合は、行政書士や税理士に相談することをおすすめします。
まずは小規模な仕事で独立しよう

独立・開業を目指す際は、自分のスキルやライフスタイルに合った仕事を選ぶことが成功の鍵です。
たとえば「初期費用が安い」「利益を確保しやすい」「自由度が高く自宅でできる」という仕事は、未経験者でもスタートしやすいでしょう。
具体的には、在宅可能なフリーライターや動画編集、スキル・資格をいかせるエンジニアやサロン経営などの職種がおすすめです。
ただし「仕事が取れるか不安…」と感じる方もいるでしょう。そのような場合はクラウドソーシングで仕事を探したり、SNSで情報発信したりして、少しずつ実績を積むことが重要です。
最初は小規模から始め、強みを明確にして計画的に進めれば、独立のハードルは思ったよりも高くはありません。
「自分の未来を自分で切り開く」と決めた今こそ、最初の一歩を踏み出すタイミングです。ぜひ独立・開業に挑戦して、あなたの明るい未来を切り開いてみてください。
執筆者名Ruben
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム