「未経験から起業したい」というあなたの夢、実現への第一歩を踏み出しませんか?起業で必要なのは、実は、経験よりも「行動力」と「計画性」です。
本記事では、スキルなしの未経験者が起業するメリットや、未経験でも独立しやすい業種、未経験者が起業するための具体的な手順やアプローチをご紹介しています。
「一人で起業したい」「ママ起業したい」「30代で起業したい」とお考えの方もいると思います。
スキルや資金がない、リスクを抑えた起業がしたい、自由な働き方をしたい。そんな方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
未経験でも起業はできる?

結論から言えば、未経験でも起業は可能です。1人起業、ママ起業、30代で起業に関わらず未経験からスタートし、大きな成功を収めた起業家も少なくありません。しかしその一方で、未経験者が起業して成功するためにはさまざまな課題があり、なんらかの戦略を用いて課題を乗り越えなくてはなりません。
多くの人が、スキル・知識の不足を理由に起業を躊躇します。しかし、トレンドや必要なスキルは常に変化しており、スキル習得に時間をかけ過ぎるとかえって好機を逃すことがあります。
もちろん、起業にはリスクがあります。しかし、小規模から始めてリスクを抑え、徐々に事業を拡大する方法を取れば、不安を軽減できるでしょう。
未経験者が起業を成功させるには、インターネットビジネスやフランチャイズへの加盟など、あらかじめ確立された仕組みを活用するのが近道です。
未経験で起業するメリット

未経験であっても起業がうまくいけば、自由な働き方ができ、将来の可能性が広がります。とくに、1人での起業は、資金面や働き方で柔軟な選択ができ、多様なスキルを身に付けるきっかけともなるでしょう。
以下では、未経験で起業するメリットについて詳しく解説していきます。
- 経営や事業に裁量権を持てる
- 少ない資金で始められる
- 視野が広がる
- 会社員の経験を活かせる
起業することで経営や事業に裁量権を持てる
起業することにより、経営に関する決定を自分で行えます。他人の意向に左右されることなく、自分のペースで事業を進められるのは大きな魅力です。
時間や働き方の自由度も高く、理想的なライフスタイルを実現しやすくなります。一方で、すべての責任を自身で負わなければならないので注意が必要ですが、それもまた自己成長の糧となるでしょう。
少ない資金で始められる起業もある
未経験者に限らず、1人または少人数での起業は、少ない資金でも始められるメリットがあります。たとえば自宅を拠点にし、パソコン1台で始められるWeb関連の仕事であれば、設備投資を最小限に抑えた起業ができます。
スモールビジネスとして無理なくスタートできるため、失敗した場合のリスクも軽減できます。資金繰りにも余裕が生まれ、着実に事業を進められるでしょう。
この自由と責任のバランスが、起業の醍醐味とも言えます。
起業することで視野が広がる
少人数で起業すると経営・営業・マーケティング・業務運営など、さまざまな分野に携わることになります。これらの経験を通じて、経営者としての視野を広げられるでしょう。
実務を一通り経験しておくと自身の強みや課題を深く理解でき、後々の事業運営に役立ちます。必要に応じて作業を外注することも大切ですが、初期段階ではあえて事業全体に関わるようにすると、経営感覚を磨けます。
起業は会社員時代の経験も活かせる
会社員時代の経験やスキルは、起業後のビジネス運営に大いに役立ちます。たとえば過去に築いた人脈を活用して、事業のネットワークを広げることが可能です。
また、特定の業種での経験を基に、新たなサービスや商品の開発もできます。とくに、副業として起業準備を進めている場合、会社員の業務と関連したビジネスを選ぶと、軌道に乗りやすいでしょう。
未経験で起業する際の注意点

起業には、多くの準備が必要なため、未経験でスタートする場合はさまざまなことに注意しなくてはなりません。以下では、未経験で起業する際の注意点を解説しています。
- 利益の出るビジネスモデルを考える
- 自己資金を把握する
- 資金調達先を確認する
- 顧客と仕事を確保する
- 人材やコアメンバーを確保する
- 広告宣伝の戦略を立てる
- 税金関連の知識を学ぶ
利益の出るビジネスモデルを考える
起業において最も重要なのは、利益を生み出す仕組みを作ることです。まずは顧客の課題やニーズを明確にし、その解決策をどのように提供するかを具体的に考えましょう。
また、市場規模や競合他社の分析を行い、自分の事業が差別化できるポイントを特定することも大切です。収益とコストのバランスを考慮し、持続可能なビジネスモデルを考えましょう。
これらのことをしっかり検討しておくと、事業の立ち位置が明確になり、計画が現実味を帯びてきます。
自己資金を把握する
起業には資金が必要となるため、まず自己資金をしっかり把握することが必要です。事業に投入する資金だけでなく、日常生活に必要な資金も含めて計画しなければなりません。
また、予期せぬ事態に備え、バックアップ資金も用意しましょう。自己資金が不足している場合は、資金調達も含めた計画を立てるとリスクに対応できる体制が整います。
資金調達先を確認する
自己資金が足りない場合、外部からの資金調達を検討します。銀行融資・投資家・クラウドファンディングなどさまざまな手段があるため、それぞれの特徴を理解した上で選択しましょう。
とくに、日本政策金融公庫の創業融資を利用する場合は、事前に実績や確実な販路を準備しておくことが必要です。
顧客と仕事を確保する
起業後に安定した収益を得るためには、顧客や仕事を早期に確保することが不可欠です。提供する商品・サービスが持つ価値に合わせて、適切にマーケティングを行いましょう。
顧客のニーズに応える価格設定や販売方法を考え、継続的に収益を得られる体制を作ることが重要です。
また、適切な価格での商品・材料の調達が可能な仕入れ先の確保も必要です。安定して供給してもらえる仕入れ先を確保することで、ビジネスを円滑に進められるでしょう。
人材・コアメンバーを確保する
起業で成功するには、人材やコアメンバーの選定が欠かせません。異なるスキルや視点を持つ人材を集めることで、新たなアイデアが生まれ、事業が発展しやすくなります。
採用後の役割分担や教育・報酬制度も含めて計画すると、強いチームになりやすいです。クラウドソーシングサイトを活用して、外部の人材を募るのもおすすめです。
広告宣伝の戦略を立てる
効果的に広告宣伝を行うと、商品・サービスの認知度を高められ、集客につながります。オンライン広告やSNSマーケティング、口コミの活用など、ターゲット層に合った手法を選びましょう。
資金の少ない起業時は、SNSなど無料で宣伝できる手法がおすすめです。
会計や法律の知識を学ぶ
起業後の安定した経営のためには、ある程度会計の知識が必要です。法人税・消費税・所得税などの税申告について理解し、必要に応じて税理士など専門家のサポートを受けましょう。
また、契約書の作成や確認、労働法・知的財産法の遵守は重要です。基本的な法的リスクを把握しておくと、後々のトラブルを未然に防げます。司法書士や行政書士など専門家のサポートも活用しましょう。
未経験でも起業しやすい職種3選【初期投資ほぼ0円】

未経験で起業を考える場合、始めやすい職種を選ぶことが大切です。とくに初期投資が少なく、自宅などの限られたスペースで実現可能な職種は、起業しやすいと言えるでしょう。
ここでは、初心者でも取り組みやすい、以下の仕事について解説していきます。
- フランチャイズ起業
- ITフリーランス系で起業
- ECショップ経営
フランチャイズ起業
フランチャイズは、本部に加盟することにより、確立された経営ノウハウや戦略を活用でき、ブランド力を活かした集客をできるのが特徴です。そのため、ビジネスの経験がなくても事業を軌道に乗せやすいでしょう。
コンビニ・飲食店・ハウスクリーニング・学習塾など、幅広い業種から興味のある分野を選べるのも魅力です。ただし、初期費用や運営条件はフランチャイズ本部によって異なります。
本部が店舗準備を支援してくれる場合もあれば、自身で物件を探さなければならない場合もあります。そのため、事前に契約内容や条件を十分に比較・検討することが必要です。
ITフリーランス系で起業
ITフリーランス系の仕事は、比較的低コストでリスクが少ないため、未経験でも挑戦しやすい分野です。たとえば、Webライターは需要が増加しており、クラウドソーシングを通じて初心者でも案件を見付けやすいです。
経験を積むことで紹介案件の増加や高単価の仕事へシフトするチャンスもあります。Webライター以外では、プログラマーやデザイナーといった職種も専門スキルを習得すれば、報酬の高い仕事に挑戦できるでしょう。
クラウドソーシングの利用は、ママでも30代でも、現在無職でも立場は関係ありません。その反面「経験や実力」が求められる事も多いので、自分が貢献できる案件に挑戦しながら地道に経験や実績を積んでいくことも大切です。
ECショップ経営
ECショップは、未経験者でも比較的簡単に始められます。実店舗とは異なり、物件探しや在庫管理が不要なため、初期投資を抑えてスタートできるでしょう。
ただし、実店舗がない分、商品写真や説明文を工夫し、購入者の信頼を得ることが大切です。24時間対応の体制を整え、決済・配送をスムーズに行うと、事業が軌道に乗りやすいでしょう。
未経験スキルなしで起業するコツや事前準備

未経験スキルなしで起業するには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。また事前準備も必要です。以下で詳しく解説していきます。
- キャリアを活用する
- 必要なスキルを習得する
- 事業資金を確保する
- 専門家の力を借りる
- クラウドソーシングを活用する
- 成功者のモデルを模倣する
- 働きながらスキルを習得する
キャリアを活用する
起業で成功するために、自身が持つキャリアを最大限に活用しましょう。未経験でスキルがない場合でも、これまでの経験・実績・人脈・ノウハウを基にビジネスを構築すれば、成功の可能性は高まります。
たとえば、会社員時代に培ったビジネス感覚や業界知識を活かせば、スキル不足を補えます。自身の経歴を見直し、それを基にした起業プランを立てると良いでしょう。
必要なスキルを習得する
万全な状態で起業するのは難しいので、市場の変化に応じて必要な知識・スキルを身に付ける姿勢が大切です。起業後に直面する課題に対応できるよう、常に情報収集を怠らず、学び続けることが成功のカギです。
事業を進める中で経験を重ね、走りながら学ぶ意識が求められます。この柔軟な姿勢が、成功への大きな一歩となるでしょう。
事業資金を確保する
事業を始めるには、資金調達が欠かせません。副業であれば、本業の収入を生活費に充てながらリスクを抑えられますが、専業で起業する場合は開業資金・運転資金を事前に確保しておく必要があります。
融資を検討することも選択肢の1つですが、自己資金で始める「身の丈経営」も魅力的な方法です。少額の資金でもやり方次第で成功は可能で、失敗時のリスクを最小限に抑えられます。
専門家の力を借りる
スキル不足を補うには、専門家との連携が有効です。とくに税務・労務・法務など事業運営に欠かせない分野は、プロに相談するのが効率的です。
たとえば税理士に資金繰りや税務処理の方法を相談すれば、経営に集中できる環境を整えられます。専門家のアドバイスを受けて、起業に伴う不安・負担を軽減するようにしましょう。
クラウドソーシングを活用する
スキルがなくてもクラウドソーシングを活用することで、事業に必要な人材を確保できます。クラウドソーシングは、さまざまな分野で専門スキルを持つフリーランスが登録しているプラットフォームです。
自分では対応が難しい業務や、特定のスキルが求められるタスクを外部委託することで、コア事業に集中する時間を確保できるでしょう。また、社員を雇うよりも低リスク・低コストなため、とくに起業初期には有効な手段と言えます。
起業成功者のモデルを模倣する
知識・スキルを短期間で吸収するには、成功者のやり方を徹底的に真似ることが最短ルートです。うまくいっているビジネスモデルやノウハウを研究し、それを自分なりに応用することで、成功の可能性を広げられます。
ただし単なる模倣ではなく、既存のニーズに対して新しい価値を提供する視点が重要です。先行事業がカバーしていない市場を狙うことで、差別化を図りましょう。
働きながらスキルを習得する
起業前に会社で働きながらスキルを習得するのも、安全な選択肢です。給与が保証されることで、リスクを抑えながら着実にスキルを身に付けられるでしょう。
専業での起業だけでなく、副業としての起業も視野に入れつつ、スキルアップを図るのがおすすめです。
未経験から起業する手順

起業には個人事業主として始める方法と、法人を設立する方法があります。それぞれの特徴と手続きを整理し、自身に合った方法を選びましょう。
個人事業主として起業する場合
個人事業主として起業する場合、比較的簡単な手続きで始められます。最初に行うべきは税務署への届け出です。開業後1か月以内に「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出するだけで起業できます。
この際、青色申告を選択すると、最大65万円の所得税の特別控除が受けられます。ただし、青色申告を利用する場合は、会計帳簿を複式簿記で作成する必要があるため、会計・事務作業の難易度が上がります。
複式簿記の負担を軽減したい場合は、確定申告ソフトを活用すると良いでしょう。
法人として起業する場合
法人化には複数のステップが必要で、個人事業主より手続きが複雑です。ただし、税制面や信用力の向上といった大きなメリットがあります。
法人の場合は、以下の4つの流れで起業できます。
① 定款の作成と認証
法人設立の第一歩は、定款の作成です。定款には会社の目的や商号、所在地、資本金などを記載します。電子定款の作成は手間がかかるため、専門家に依頼するのが効率的です。
② 法務局での登記
次に、法務局で設立登記を行いましょう。必要書類には設立登記申請書や定款、資本金の払込証明書などが該当します。法務局での登記には、法人の種類や資本金の金額に応じて登録免許税がかかります。
③ 法人設立届出書の提出
登記が完了したら、税務署・都道府県税事務所・市町村役場のそれぞれに、法人設立届出書を提出します。期限は設立から2か月以内なので、忘れずに行いましょう。
④ 社会保険の手続き
従業員を雇う場合、労働保険や社会保険への加入が義務付けられています。手続きは年金事務所や労働基準監督署で行い、設立後5日以内に完了させる必要があります。
起業後に収益アップさせる方法

起業ができたら、次は収益アップの方法を考えなくてはなりません。その解決策がわかれば不安は自信へと変わり、より大きな成功への道が開けるでしょう。
ここでは起業後に収益アップさせる方法をご紹介しています。
- 可能な限り「お客様の声」を集める
- ニーズを正確に把握する
- スキルやサービスを掛け合わせて希少性を高める
- 実績を積み上げて市場価値を高める
- 経費を最小限に抑える
可能な限り「お客様の声」を集める
お客様からの意見は、商品・サービスの改善に役立つ貴重な情報です。販売後のアンケートやSNSによるレビュー依頼など、さまざまな形でフィードバックを集めましょう。
「お客様の声」は、顧客満足度の高いビジネスを作る上で欠かせません。
ニーズを正確に把握する
どれほど革新的な商品・サービスであっても、顧客に求められていなければ収益にはつながりません。市場調査をしっかりと行い、需要を見極めることが重要です。
市場の声やデータを基に具体的なニーズを分析し、商品・サービスが本当に必要とされているか調査しましょう。
スキルやサービスを掛け合わせて希少性を高める
スキルやサービスの組み合わせによって、他にはない独自性を生み出せます。独自性を高めると、価格や知名度に依存しない差別化が可能です。
たとえば、これまでのキャリアで得たスキルと、新たに学んだ知識を掛け合わせることで、新しい価値を提供できるでしょう。ただし、顧客のニーズと乖離し過ぎると選ばれにくくなるため、バランス感覚が大切です。
実績を積み上げて市場価値を高める
実績を積み重ねることで市場での信用度が上がり、収益性の高いビジネス展開をしやすくなります。たとえば、これまでの経験を基にしたオンライン教材の販売、知識を活用したコンサルティング業務が行えるでしょう。
とくに、起業の初期段階では実績を積み上げるため、小さな仕事でも真摯に向き合いましょう。
経費を最小限に抑える
起業時には、固定費や設備への過剰な投資を避けるべきです。売上の見込みが曖昧な状態で大規模な設備投資を行うと、資金不足に陥るリスクがあります。
事業運営においては、経費を抑える工夫が欠かせません。経費に関する不安・悩みがある場合は、専門家や信頼できる人に相談することも大切です。
起業未経験者は行動することから始めよう

未経験からでも起業は可能です。ただし、事業を成功させるには、計画的な準備と柔軟な戦略が必要です。
スキル不足・知識不足を恐れる必要はなく、むしろ、未経験だからこそ新しい視点でビジネスを作れるチャンスがあると言えるでしょう。とくに少ない資金で始められるフランチャイズ・ITフリーランス・ECショップ経営などは、初心者に適しています。
会社員時代の経験や人脈も活用すると、さらに成功しやすくなるでしょう。もちろん、リスクを考えず闇雲に起業するのは良くありません。どうすれば顧客を獲得できるのか、どのように宣伝するか、どうやって事業資金を確保するかなど、考えるべきことは多くあります。
しかし、専門家の助けを借りることができるため、心配し過ぎる必要はありません。理想の未来を描くため、まずは第一歩を踏み出してみてください。
執筆者名Ruben
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム