プロモーション アメリカン・エキスプレス
設立1年目の企業にとって、法人カードは経営に欠かせないツールです。適切に活用することで、資金繰りの改善や経費管理の効率化を実現できます。
本記事では、設立1年目の法人向けに、カードの選び方・審査基準・活用方法を詳しく解説します。
法人カードが設立1年目の経営に役立つ理由

設立1年目の企業は、限られた人員や資金のなかで効率よく経営を進める必要があります。
法人カードの導入は、日々の業務負担を減らし、資金繰りを安定させる有効な手段です。
ここでは、法人カードが設立1年目の経営に役立つ理由について解説します。
設立直後の経費管理を効率化する手段として
設立1年目の企業は、支出が増える一方で経理体制がまだ整っていないことも多く、経費管理が複雑になりがちです。法人カードを導入すれば、事業用の支出を1つにまとめて管理できるため、経費の把握や仕訳がスムーズに行えます。
また、個人のクレジットカードで仕事とプライベートの支出を管理するのは、手間に感じる人も多いはずです。法人カードは経費専用のカードとして管理できるため、仕事とプライベートの支出を簡単に区別できます。
法人カードの導入は、人手の少ないスタートアップ企業や個人事業主にとって、経費管理を効率化するための有効な手段の一つと言えるでしょう。
取引先や金融機関からの信頼を得るために
設立1年目の企業は実績が少ないため、いかに信頼を積み重ねるかが、その後の成長に大きく関わってきます。法人カードを持っていることは、企業としての信頼を得るための1つの手段です。
たとえば、請求や支払いの場面で法人名義のカードを使えば、「個人」ではなく「法人としてきちんと対応している」という印象を相手に与えられます。
また、金融機関との取引においても、カードの利用履歴や支払い状況が、経営の透明性や安定性を示す材料となることがあります。
設立間もないからこそ、小さな信頼の積み重ねが、将来の信用を築く土台作りとなります。まずは、法人カードの導入から信用づくりを始めてみましょう。
支払い期日の延長で資金繰りを改善する
設立1年目の企業にとって、法人カードの導入は資金繰りの改善に大いに役立ちます。多くの法人カードでは、利用日から1〜2ヶ月後に引き落としが行われるため、実際に支払いが発生する日を先延ばしにすることで、資金を充当するなどの期間に当てることができます。
たとえば、月初に支出が発生しても、翌月末の引き落としまでに収益が上がれば、手元の資金を圧迫せずに済みます。
設立1年目の企業は、売上がまだ安定しないため、予期せぬ出費が発生しがちです。手元資金を少しでも確保しておくことで、急な支出にも柔軟に対応できます。
ただし、法人カードの締め日や支払日はカード会社によって異なります。支払いを猶予できる期限が短い場合もあるので、申し込み前に確認しておくことが大切です。
法人カードの審査では何を見ている?設立1年目の審査基準

法人カードは設立1年目でも申し込み可能ですが、所定の審査を通過しなければカードは発行できません。
多くのカード会社では、以下の基準をもとに審査を行っています。
- 登記からの経過期間
- 代表者の信用情報
- 損益計画や売上
ここからは、それぞれの審査基準について詳しく見ていきましょう。
登記からの経過期間
法人カードの審査では、企業が設立されてからどのくらいの期間が経過しているかを確認します。一般的には、登記からの経過期間が短いと、審査が難しくなる傾向があります。
カード会社は、企業の信用力や安定性を評価する際に過去の実績を重視します。そのため、設立して間もない企業は、カード会社から見るとリスクが高い企業だと評価されやすいです。
ただし、設立1年目でも他の審査基準を満たしていれば、審査に通過する可能性は十分にあります。特に、事業計画や売上の見込みが明確に示されていると、短期間の運営でも信頼度が上がります。
法人カードの審査は、登記からの経過期間のみを判断するわけではありません。他の審査基準と合わせて総合的に評価されることを理解しておくと良いでしょう。
代表者の信用情報
法人カードの審査では、会社の情報だけでなく代表者の信用情報もチェックされます。設立したばかりの時期は、まだ売上や取引の実績が少ないため、審査が慎重になる傾向があります。
そのため、審査では会社そのものよりも、代表者個人の信用情報が重視されることが多いです。たとえば、クレジットカードやローンの支払い遅れがあると、支払い状況の履歴が「信用情報」に記録されてしまう可能性があります。
カード会社は審査時に申込者の信用情報を照会するため、信用に不安があるとみなされると、法人カードの発行を見送られます。
設立1年目は、「代表者の信用=会社の信用」と見られる可能性が高いので、普段から支払いをきちんとするなど信用を積み上げておくことが大切です。
なお、個人の信用情報は以下の信用情報機関によって管理されており、自身で情報開示を請求できます。
信用情報機関名 | 手続き方法 | 手数料 |
株式会社シーアイシー(CIC) | インターネット | 500円※対応休止中(※2025年7月時点) |
郵送 | 500円 | |
日本信用情報機関(JICC) | スマホアプリ | 1,000円 |
郵送 | 1,000円 | |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | インターネット | 1,000円 |
郵送 | 1,124円~1,200円 |
法人カードの申し込みを検討している場合は、事前に信用情報を確認しておくと安心です。
損益計画や売上
設立1年目の企業の場合、法人カードの審査においては損益計画や売上の見込みが重視されます。過去の実績が乏しいぶん、将来的な収益の安定性や成長性をどう示せるかがポイントです。
損益計画は、事業をどのように成長させ、利益を生み出していくかを示すものです。すでに売上が発生している場合は、その裏付けとして売上台帳や請求書を提出することで、事業の信頼性を高められます。
計画の内容が現実的かつ信頼性のあるものであれば、設立1年目でもカード会社はリスクを受け入れやすくなります。しっかりとした収益構造や根拠を示すことが、法人カード審査における突破口となるでしょう。
法人カードの審査に落ちた場合はどうする?代替手段と対応策

法人カードを持てなくても、代替手段や対応策を活用することで、資金繰りや経営の安定化を図る方法はあります。
ここでは、法人カードの審査に落ちた場合の代替手段と対応策を紹介します。
よくある審査落ちの原因
法人カードの審査に落ちてしまった場合、まずは冷静に原因を考えてみることが大切です。
よくある審査落ちの原因としては、以下の3つが挙げられます。
- 代表者の信用不足
- 登記からの経過期間が短い
- 経営状況が悪い
法人カードの審査では、会社そのものだけでなく代表者個人の信用情報もチェックされます。過去にローンの滞納や金融トラブルがあった場合、審査に落ちる原因となります。
また、登記から日が浅い場合も、カード会社が慎重になる傾向があります。特に実績を重視する会社では、「設立◯ヶ月以上」といった条件がある場合もあるため、事前の確認が大切です。
そして、経営状況も大きな判断材料となります。売上が安定していない・赤字が続いているなど、財務面に不安があると審査に通るのは難しくなります。
個人名義カードのビジネス活用
法人カードの審査に落ちてしまった場合、個人名義のクレジットカードをビジネス用途に活用する方法があります。
経費を個人カードで一時的に支払っておき、毎月会社からその分を返金してもらう形にすれば、現金を使わずに支払いが可能です。明細や領収書をしっかり保管して帳簿に反映させることで、後々の会計処理や税務対応も楽になります。
ただし、プライベートの支出と事業の経費をしっかり分けて管理することが重要です。混乱を避けるために、分けて管理する工夫をしておくと良いでしょう。
個人カードはあくまでも個人の名義であるため、利用の際は限度額に気をつけ、支払い遅延を避けることが大切です。支払いに遅れが生じると、代表者の信用情報に影響を及ぼし、今後の金融取引や他のカード申請時に不利に働くことがあります。
デビットカードやプリペイドカードの活用
法人カードの審査に通らなかった場合の代替手段として、法人名義の「デビットカード」や「プリペイドカード」を活用する方法もあります。
デビットカード | プリペイドカード | |
支払方法 | 口座残高から即時引き落とし | 事前チャージ |
利用限度額 | 銀行口座の残高の範囲 | チャージした残高の範囲 |
審査 | なし | なし |
銀行口座 | 必要 | 不要 |
デビットカードは、口座にある資金の範囲内で即時決済が可能なので、使いすぎの心配がありません。また、チャージ式のプリペイドカードも、一定の利用額をコントロールしながら経費精算に使用できます。
どちらも審査不要で利用できるため、スピーディーにカードを発行できる点が魅力です。
カードによっては社員用の追加カードも発行できるため、経費の使用状況を部門や社員ごとに把握しやすくなります。ただし、クレジットカードのような後払い機能はないため、資金に余裕がないと使いにくい面もあります。
そのため、事業が軌道に乗るまでの一時的な手段として活用するのがおすすめです。
設立1年目の法人カード選びで押さえたいポイント

設立1年目で法人カードを選ぶ際は、今後の経営を見据えた使いやすさも重視したいところです。
事業のスタート期だからこそ、資金繰りの安定や経費管理に役立つ1枚を選ぶことが、スムーズな運営につながります。
ここでは、設立1年目の法人カード選びで押さえておきたいポイントを解説します。
自社のニーズに合わせたカードを選ぶ
法人カードを選ぶ際は、知名度の高さだけでなく、自社の使い方に合っているかどうかを見極めることが大切です。
たとえば、出張や仕入れが多い業種なら、ポイント還元やマイルがたまりやすいカードが便利です。日々の経費精算を効率化したい場合は、利用明細が見やすく会計ソフトと連携できるカードが向いています。
設立1年目は経費の傾向がまだ安定しないことも多いため、ざっくりでも「何にどれくらい使うか」をイメージしておくと、自社に合ったカードを選びやすくなります。
まずは、今の事業フェーズに合った使いやすい1枚を見つけることが、無理のない経営の第一歩です。
年会費や限度額などコスト面を比較する
法人カードの年会費は、カードの種類や提供する特典、サービス内容によって異なります。年会費が無料のカードもあれば、一定の年会費がかかるカードもあります。
従業員用のカードを発行したい場合は、追加カードの年会費も確認しておくことが大切です。
また、利用限度額もカード選びで重視したいポイントです。経費の支払いにカードを使う場面は多いため、限度額が低すぎると、必要な支出に対応できない可能性があります。
ただし、利用限度額は審査で決定するため、過度に高い金額を設定することはできません。希望額を記入する際は、自社の経費状況を見極めて適切な額を設定しましょう。
付帯サービスや特典をチェックする
設立1年目は、経営に役立つサポートがあるカードを選ぶと、事業運営がより円滑になります。
たとえば、出張時に便利な空港ラウンジ利用や旅行保険、ショッピング保険がついているカードがあります。こうしたサービスは、ビジネスで意外と重宝する場面が多いので、チェックしておくと良いでしょう。
さらに、ポイント還元やキャッシュバックなどの特典も見逃せません。
経費が増える時期には、使うほどお得になるカードがありがたい存在です。特に月々の支出が多い場合、還元率が高いカードを選ぶと、長期的に見て大きなメリットとなります。
法人カードは、単なる決済手段ではなく、さまざまなサービスや特典が付いています。自社のニーズに合ったサービスや特典があるかどうかを考慮しながら選ぶと、経営がさらに楽になるでしょう。
設立1年目におすすめの法人カード3選

設立1年目の企業にとって、法人カード選びは資金繰りや経費管理をスムーズにする大切なステップです。
アメックスが発行するビジネスカードは、初年度からの信用構築や実務に役立つサービスが充実しており、はじめての法人カードとしても安心して利用できます。
ここでは、アメックス発行のビジネスカードの中から、設立1年目の企業におすすめの3枚を紹介します。(※2025年7月時点)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカード
年会費 | 13,200円(税込) |
追加カード | 付帯特典あり:年会費6,600円(税込) 付帯特典なし:年会費無料 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 100円=1ポイント |
メンバーシップ・リワード・プラス | 有料3,300円(税込) |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは、スタートアップや個人事業主におすすめのビジネスカードです。
大手会計ソフトとのデータ連携が可能となっており、会計処理や確定申告も簡単にできます。アメックスならではの手厚いサポートや、年会費が比較的お手頃なのも魅力です。
支払いは基本的に一括精算ですが、利用実績に応じて柔軟に対応してくれるのも安心ポイントです。ポイントプログラムも用意されており、出張や備品購入など、日々のビジネス支出で自然とポイントが貯まります。
「はじめての法人カード」として、コスパを重視したい方におすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード
年会費 | 49,500円(税込) |
追加カード | 付帯特典あり:年会費13,200円(税込) 付帯特典なし:年会費無料 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 100円=1ポイント |
メンバーシップ・リワード・プラス | 初年度:年会費無料 2年目以降:有料3,300円(税込) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ステータスと実用性を兼ね備えた法人カードです。
アメックスらしい安心のサポート体制に加え、国内外の空港ラウンジの無料利用や、出張・旅行時の補償など嬉しい特典も充実しています。
さらに、ビジネス・ゴールド・カード会員はメンバーシップ・リワード・プラスを初年度無料で利用できます。ポイントの有効期限が無期限になるだけでなく、ボーナスポイントプログラムへの参加が可能になるなど、効率よくポイントを貯めやすいのが魅力です。
経営が少し落ち着いてきて、ワンランク上の法人カードを検討している方におすすめの1枚です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード
年会費 | 165,000円(税込) |
追加カード | 付帯特典あり:4人まで無料 付帯特典なし:年会費無料 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 100円=1ポイント |
メンバーシップ・リワード・プラス | 無料 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、ハイグレードな法人カードを探している経営者に向けた、プレミアムな1枚です。
空港ラウンジの利用やコンシェルジュサービスはもちろん、出張や接待をサポートする特典がとにかく充実しています。海外出張が多い方や、顧客対応に力を入れたい方には特に心強い内容になるでしょう。
年会費は他のカードに比べて高めですが、その分、ポイント還元やラグジュアリーな特典が揃っており、コスト以上の価値を感じられるカードです。
ビジネスの成長とともに、次のステージを目指したい方におすすめです。
設立1年目は併用もあり!法人カードと個人カードの賢い使い分け

設立1年目のタイミングでは、法人カードの審査や利用枠に不安を感じることもあるでしょう。
そんなときに検討したいのが、法人カードと個人カードの併用という選択肢です。
それぞれのカードを上手に使い分けることで、経営の安定や資金繰りの不安を軽減できます。
法人カードと個人カードを併用するメリット
法人カードの限度額や条件に不安があるときは、個人カードをうまく併用するのも1つの手段です。特に設立1年目のように資金に余裕がない時期は、支払いの選択肢を増やしておくと安心感が違います。
個人カードがあれば、法人カードの限度額に縛られずに支払いができるので、急な出費にも対応しやすくなります。事業が少しずつ大きくなっていく中で、「限度額に達して使えない」という事態を防ぐ意味でも心強い存在です。
また、個人カードのポイント還元やキャッシュバック、保険などの特典もビジネスに活かせます。経費を少しでも取り戻せる点では、コスト意識の高い経営に適しています。
法人カードへの切り替えタイミング
事業の流れが安定してきたと感じたタイミングが、法人カードへの切り替えどきです。設立1年目は、資金繰りや売上が不安定なケースも多く、最初は個人カードで乗り切る選択も現実的と言えるでしょう。
ただし、取引先との信頼関係を築いたり、経費管理をスムーズにしたいなら、法人名義のカードがあったほうが圧倒的に便利です。特に毎月の支出が明確に見えてきたり、事業用と私用のお金を分ける必要性を感じるようになったら、法人カードへの切り替えを検討しましょう。
会社の成長に合わせて、支払い手段も見直していくのが理想です。将来的に融資や資金調達を検討する際にも、法人カードの利用実績が信用に繋がるケースもあります。
設立1年目の法人カード申し込みに必要な書類と手続き

法人カードの申し込みには、事業の信頼性を証明する書類が必要になります。
スムーズに審査を進められるよう、必要書類と手続きの流れを事前に確認しておきましょう。
申し込みに必要な書類
法人カードの申し込みに必要な書類は、申請者の立場やカード会社によって異なります。
<主な必要書類>
法人 | 個人事業主 |
本人確認書類 登記簿謄本 印鑑証明書 口座振替用の法人口座情報 | 本人確認書類 口座振替用の個人口座情報 |
法人として申し込む場合は、代表者の本人確認書類・登記簿謄本・印鑑証明書などが基本です。個人事業主として申し込む場合は、本人確認書類に加えて、開業届や確定申告書などの収入証明が必要になるケースもあります。
法人の場合は引き落とし用の法人口座情報も必要となるため、あらかじめ口座を開設しておくことも大切です。
カード会社によっては、事業内容や売上がわかる書類を求められることもあるので、事前に公式サイトで必要書類を確認しておくと安心です。設立間もない場合は、決算書がないことも想定して、代わりに事業計画書を準備しておくと、スムーズに審査を進めやすくなります。
申し込み前に「何を準備すればいいか」をきちんと確認し、早めにリストアップしておくのがおすすめです。
申し込み手続きの流れ
法人カードの申し込み手続きは、事前準備さえしっかり整えばスムーズに進められます。
契約までの手続きの流れは、以下の通りです。
- 必要書類の用意
- 申し込み
- 必要書類の提出
- 審査
- カードの発行
まず、法人カードを申し込む前に、必要な書類を用意します。主な書類は、法人の場合「登記簿謄本」や「印鑑証明書」、代表者の「本人確認書類」などです。
オンラインや郵送での申し込みが一般的ですが、忙しい方や急ぎの場合はオンラインでの申し込みをおすすめします。公式サイトの申し込みフォームを開き、会社情報や代表者情報などの必要事項を正確に入力しましょう。
申し込みフォームを送信した後、指示に従って必要書類をアップロードします。カード会社によっては追加の書類を求められることもあるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。
書類が提出された後、カード会社は審査を行います。通常、審査には1週間程度かかりますが、会社によっては早く結果が通知されることもあります。
審査に通過すると、カードが発行されます。発行するカードによって届くまでの期間は異なります。届いたら確認し、利用の準備をしてください。
【カードの申し込みから届くまでの期間】
- 個人カード:約1週間
- ビジネス・カード(個人事業主):約1週間
- ビジネス・カード(法人格):約3週間
- コーポレート・カード:約3週間~4週間
法人カードを活用して1年目の経営を安定させるコツ

法人カードは、単なる支払い手段としてだけでなく、経営の安定をサポートしてくれる心強いツールです。
設立1年目の企業でも、うまく活用すれば経費の「見える化」や経理の効率化、法人としての信用力アップにもつながります。
ここでは、法人カードを活用して1年目の経営をスムーズに進めるための3つのコツを紹介します。
経費の見える化で無駄を防ぐ運用ルールを設定する
経費を「見える化」するためには、あらかじめ明確なルールを決めておくことが大切です。法人カードを使うと、どんな支出があったかが明細で一目でわかる反面、何に使ったのかが曖昧になると経費精算や帳簿管理が手間になります。
たとえば「このカードは広告費専用」「月に5万円まで」など、用途や上限を決めておくだけでも、無駄な出費を防ぎやすくなります。カード利用のたびに簡単なメモを残しておくだけでも、後で整理するときに楽です。
設立1年目は、とくに支出のバランスが崩れやすい時期です。最初からルールを決めて運用することで、経費管理もスムーズになるでしょう。
会計ソフトと連携して経理業務を効率化する
法人カードを会計ソフトと連携させておくと、経理業務の効率化につながります。カードの利用明細が自動で取り込まれるため、入力ミスを防げるだけでなく、経費の分類や集計の手間も大幅に減らせます。
設立1年目は、営業や資金繰りなど本業に集中したい時期です。こうした自動化によって経理の負担を軽くすることは、事業全体のスムーズな運営に役立ちます。
freeeやマネーフォワードといった会計ソフトなら、カードの明細をそのまま自動で仕訳に反映してくれるので、集計や帳簿の管理が簡単です。
月次の管理や確定申告の準備も楽になるので、手間のかかる経理作業はできるだけシステムに任せて、目の前の事業に集中できる体制を整えましょう。
利用実績を積み重ねて法人の信用力を高める
法人カードを上手に使うことで、少しずつ法人としての信用を高めていけます。設立1年目はまだ信用が少ない時期なので、カードを使いながら支払いをきちんと守ることで、着実に信用実績を積むことが大切です。
信用実績は、後々、融資を受けるときや取引先との関係にもプラスに働きます。法人カードの利用履歴が良い実績として見られれば、将来的にもっと大きな取引につながるチャンスも出てきます。
焦らずにコツコツ実績を積み重ねていくことが、事業を安定させる一番の近道です。
設立1年目の法人カード活用は”信用づくり”の第一歩

設立したばかりのタイミングでは、資金繰りや信用力など不安が多いものです。そんなときこそ、法人カードを上手に使うことで日々の経費管理が楽になり、同時に“信用”も積み上げていけます。
無理なく使いながら、きちんと支払いを守っていくだけで、将来的な融資や契約にもいい影響を与えてくれます。
設立1年目の今だからこそ、法人カードをうまく取り入れて、次のステップに向かう準備を始めましょう。
プロモーション アメリカン・エキスプレス
執筆者名xxさくらxx
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム