働き方の多様化が進み、自由度の高い働き方に注目が集まっています。近年、起業件数の推移はやや低下傾向であるものの、女性や29歳以下の若年層の起業が増加傾向です。また、開業費用は少額化が進み、少ない資金での起業が増えています。
「起業なんてスキルがある人しかできないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、未経験でスキルなしでも起業は可能です。本記事では、未経験で起業するメリット・デメリットや、未経験でも起業しやすい仕事などをご紹介します。
未経験でも起業はできる?

未経験であっても起業は可能です。もちろんスキルや経験なしでは難しい仕事もありますが、スキルなし・未経験であっても起業しやすい仕事があります。
とはいえ、未経験での起業に不安はつきものです。「もし失敗したら」「大きな損失を出してしまったら」と踏み出す勇気が出ない人も少なくないでしょう。
そのため、未経験からの起業は少ない資金で始められる仕事を選び、小規模から始めるのがポイントです。たとえばパソコンとインターネット環境さえあれば、未経験でも資金0で起業できる仕事もあります。資金がほとんど必要なければ、損失を出す心配もありません。
未経験で起業するメリット

未経験で起業するメリットには、次のことが挙げられます。
在宅で稼げる
起業すると場所や時間にとらわれない自由な働き方が叶います。未経験でも起業しやすい仕事には、パソコンとインターネット環境さえ揃えば在宅でも稼げる仕事が多数あります。
在宅で稼げたら、これまで通勤にかかっていた時間を仕事に充てることも可能です。また、在宅での仕事は家事や育児と両立しやすいことも大きなメリットです。たとえば、子どもが急に発熱した際も、在宅での仕事であれば柔軟に対応できます。
好きなことを仕事にできる
好きなことを仕事にできることも、未経験から起業するメリットです。自分の好きなことであれば、未経験から始めてもモチベーションを維持しやすいためスキルアップしやすいでしょう。
企業に就職した場合、必ずしもやりたい仕事をやれるわけではありません。好きなことを仕事にしたい場合、起業するのが近道といえるでしょう。
すべて自分の裁量で決められる
1人で起業すれば、すべてを自分の裁量で決められます。仕事内容も働く時間もすべて自分で決められることが大きなメリットです。ライフスタイルに合わせて自由な働き方を実現させられます。
未経験で起業するデメリット

未経験での起業は、メリットばかりではありません。デメリットについてもきちんと把握したうえで、起業するか検討しましょう。
収入が保証されない
起業は成功すれば高収入が期待できるものの、正社員のように毎月の収入が保証されるわけではありません。利益が出なければ、収入が0ということもあります。とくに事業が軌道に乗るまでは収入が少ない可能性があるため、起業するときはある程度の収入を蓄えておくことが必要です。
失敗のリスクがある
事業には失敗のリスクがあります。初期投資がほとんどなければ失敗しても痛手が少ないですが、多額の開業資金を投じて失敗すると、大きな損失を被ってしまいます。
そのようなリスクを軽減するためにも、未経験での起業はできるだけ初期投資が少ない仕事がおすすめです。
生活と仕事のバランスが取れなくなる
自由な働き方を求めて起業したものの、かえって生活と仕事のバランスが取れなくなってしまうケースもあります。会社のように終業時間が決まっていないため、頑張りすぎてしまうことがあるからです。
ワークライフバランスを整えるには、時間を管理する工夫が必要です。
厳しい自己管理が必要
起業すれば、自由度の高い働き方ができますが、その分、時間にルーズにならないように注意が必要です。会社勤めの頃のように上司や先輩の目を気にしなくてすみますが、自分自身でしっかりした時間管理が必要です。
時間や納期を守れなければ、クライアントからの信頼を失ってしまいます。
未経験でも1人で起業しやすい仕事5選

未経験でも1人で起業しやすい仕事を5つご紹介します。自宅でできる仕事ばかりなので、時間や場所にとらわれず、自由な働き方をしたい方におすすめです。
Webライター
Webライターとは、クライアントに依頼を受けて、Web上で公開する記事の執筆を行う仕事です。パソコンを持っていてインターネット環境が整っていれば、開業資金0円で起業できるため、未経験でも起業のハードルが低い仕事の一つです。
Webライターはパソコンを操作できて、基本的な文章力やリサーチ力があれば、誰でもすぐに始められます。とくに文章を書き慣れた人にとっては、挑戦しやすい仕事と言えるでしょう。通信講座もあるため、早くスキルアップしたい方は受講を検討するのもおすすめです。
資格は必須ではありませんが、持っていると信頼度アップにつながる可能性があります。最初は単価が低いですが、スキルが身につけば収入アップが期待できます。
Webデザイナー
Webデザイナーもパソコンとインターネット環境があれば、初期投資を抑えて起業できる仕事です。Webデザイナーを目指すのに資格は必要ありませんが、仕事を得るにはスキルが必要です。実務未経験の場合は基礎知識を学ぶことから始め、Webサイトを制作してポートフォリオ(実績を示せるもの)を用意しましょう。
未経験からWebデザイナーとして起業する場合、クラウドソーシングやフリーランス向けのエージェントの利用がおすすめです。最初は単価が低い可能性がありますが、実績を積んでいけば、継続受注や単価アップが期待できます。
Webデザイナーとして最低限必要なデザインスキルだけでなく、コーディングスキルなど付加価値の高いスキルも身に付けると仕事の幅が広がるでしょう。資格取得を考えるなら、Webデザイナーに関する資格の中で唯一の国家資格「ウェブデザイン技能検定」が有名です。3級であれば実務経験や学校で学んだ経験がない方でも受験できます。
動画編集
動画コンテンツの需要が高まっているため、動画編集の仕事も注目されています。動画編集とは、ホームページやYouTubeなどの動画を編集する仕事で、未経験からでも挑戦可能です。ただし、仕事を獲得するにはスキルやポートフォリオが必要です。
動画編集の基本的なスキルには「カット」「テロップ」「BGM挿入」などが挙げられます。YouTubeやテキストなどを活用した独学も可能ですが、短期間でスキルを習得したい場合は専門のスクールで学ぶ方法もあります。
動画編集の基本的なスキルだけでなく、企画や演出、シナリオ作成などのスキルを身に付ければ、動画クリエイターとして仕事の幅が広がるでしょう。
なお、動画編集には処理能力が高いパソコンが必要なので、持っていない方はパソコンや編集ソフトを揃える初期費用がかかります。
SNS運営代行
SNSの利用者が増えていることから、SNSマーケティングに取り組む企業が増えています。しかし、運用にはスキルや時間が必要です。人手不足などの利用でSNSをうまく活用できていない企業もあるため、SNSアカウントの管理や投稿を代行するSNS運用代行の需要が高まっています。
SNS運用代行は、パソコンやスマートフォンとインターネット環境があれば場所を問いません。初期投資もほとんど必要ないため、リスクなしで始められます。SNS運行代用は、専門知識がなくても始められる仕事が多いため、未経験でも起業しやすいでしょう。
SNS運用代行の業務内容は、難易度が低いものから高いものまであります。たとえば「いいね」やコメントを返す仕事であれば、専門的な知識が必要ないため、未経験でも仕事を受けやすいでしょう。
しかし、稼げるようになるためにはスキルアップが必要です。経験を積んでいけば請け負える仕事の幅が広がり、企画作成やデータ分析などの仕事も任されるようになります。集客や販売の成果が上がれば、単価アップや継続依頼につながるでしょう。
SNS運用の業務は簡単なものから難易度が高いものまで多岐に渡るため、これから始めようと思う方は「Instagramの運用」「LINEの運用」というように1つに絞るのがおすすめです。できるだけ早くスキルを身につけるには、講座やスクールで学ぶのもよいでしょう。
ネットショップの運営
ネットショップの運営とは、自分で仕入れた商品をオンライン上の店舗で販売する仕事です。ECモールに出店する方法と自社サイトを運営する方法があります。
ECモールとは、複数のショップが集まるECサイトです。比較的手数料が高く、基準を満たしているか審査がありますが、集客力が高いことが魅力です。
一方、自社サイトを運営する場合は、パッケージソフトやASPを利用すると比較的簡単にサイトを構築できます。自社サイトの制作は自由度が高いことが魅力ですが、集客を工夫する必要があります。
ネットショップを開業するまでの流れは以下の通りです。
- 事業計画を立てる
- 商品の仕入れ方法を決める
- 届出や許可を取得する
- 出店方法を決める
- 決済方法や配送方法を決める
- 商品を登録して集客する
ネットショップで販売する商品によっては、届出や許可が必要です。たとえば酒類は「通信販売種類小売業免許」、中古品は「古物商許可」が必要です。取り扱う商品に営業許可や届出が必要であるか確認しておきましょう。
許可が下りるまでに時間がかかる場合もあるため、許可が必要な場合は早めの申請がおすすめです。
ネットショップの運営は、実店舗のように物件を探して賃貸する必要がないため、費用を抑えて始めやすいです。開業のための準備として、パソコンやスマートフォン、カメラ、画像編集ソフト、梱包資材などが必要です。
資格や得意なことを活かせる仕事5選

職業としては未経験であっても、資格や得意なことを活かせる仕事もあります。「好きなことをして稼ぎたい」「スキルを活かして起業したい」という方におすすめです。
ハンドメイド作家
バッグやアクセサリーなどのハンドメイドが得意な方は、ハンドメイド作家として起業することもできます。ハンドメイドで起業する場合は、コンセプトを決めておくと継続して購入してくれるファンが見つかりやすいでしょう。
ハンドメイド作品の販売方法には、オンラインでの販売、イベントへの出店、雑貨屋への委託などがありますが、オンラインで販売すれば全国の人に作品を届けられるメリットがあります。
ハンドメイドマーケットを利用すれば、販売から決済まで完結できるため、自宅で作業を完結させられます。SNSを利用して認知度を上げると訪問客を増やせるでしょう。
ベビーシッター
共働き家庭が増え、ベビーシッターサービスへの関心が高まっています。ベビーシッターは居宅訪問型保育事業にあたるため、開業する際は開業届の提出だけでなく、開業してから1か月以内にお住まいの都道府県(指定都市・中核市の場合は指定都市・中核市)に設置届けの提出が必要です。自治体のホームページなどで提出書類や提出方法を確認しましょう。また、万が一、子どもが怪我をしたときに備えて、損害賠償保険に加入しておいた方が安心です。
未経験でも開業できますが、多くは元保育士や元幼稚園教諭、または看護師、助産師の免許を持っています。これらの資格を持っている方は、資格を活かして起業できます。
ベビーシッターの依頼者は、安心して子どもを任せられることを重視するため、資格や保育経験なしで起業しても経営は成り立たない可能性があります。ベビーシッターに関する民間の資格には「認定ベビーシッター」や「ベビーシッター資格」などがあるため、ベビーシッターを目指すなら資格を取得しておいた方がよいでしょう。
保育士の資格を持っている人でも、ベビーシッターの認定資格を取得しておくと、より顧客からの信頼度が増します。
開業してすぐは実績がなく、すぐに依頼が来ない可能性があるため、SNSやホームページなどで集客活動が必要です。ベビーシッター登録サービスへの登録を検討するのもよいでしょう。
家事代行サービス
共働き家庭や単身者の増加により、家事の負担を軽減するため家事代行サービスの需要が今後伸びていくことが予想されています。忙しくて家事の時間を取れない利用者に代わって、掃除や食事の作り置きをするのが家事代行サービスの仕事です。
家事代行サービスを開業するにあたって、特別な資格は必要ありません。日頃培った家事スキルを役立てて、利用者に喜んでもらえます。家事代行サービスの利用者は、定期的に利用することが多いため、質の高いサービスを提供すれば、リピーターになってもらえる可能性があります。
また、利用者からの信頼を得られたら、新しい顧客を紹介してもらえることもあります。
オンライン秘書
オンライン秘書とは、企業や個人事業主のバックオフィス業務をオンラインでサポートする仕事です。バックオフィス業務は多岐に渡りますが、主な業務内容としてはスケジュール管理、メール対応、電話対応、データ入力、見積書・請求書の作成などが挙げられます。
リモートで行う秘書業務なので、パソコンがあってネット環境が整っていれば、どこにいても仕事ができます。稼働時間が短い仕事もあるため、自分のペースで働きたい方に向いているでしょう。
オンライン秘書は資格が必要なわけではありませんが、秘書検定を持っているとビジネスマナーや業務スキルをアピールできます。非対面での業務であるため、コミュニケーション能力はとくに必要です。最新のWebツールを使いこなせるように、常にスキルアップを心がけましょう。
オンライン秘書は誰でも始めやすい仕事であるため、起業して成功するには得意な分野で専門性を発揮することが重要です。専門的なスキルを身に付けることで、高単価の仕事を受注しやすくなります。
自宅教室
自宅の一部を教室として開放する自宅教室は、初期投資を抑えて開業できます。絵画や手芸、英会話、ヨガなど、自分の得意なことを自宅で教えてみてはいかがでしょうか。
自宅で開く教室なので、レッスンの曜日や時間を自由に決められます。レッスン料は月謝制が一般的なので、相場や自身のスキルに合わせて設定しましょう。
起業間もない頃は集客が難しいケースも多いですが、地道にブログやSNSなどで情報発信を続けることが大切です。友人や知人に声をかけるのもよいでしょう。
自宅教室は家事や育児と両立しやすい一方で、他人を家に入れることに家族が反対するケースもあります。まずは、家族の理解が得られるよう、しっかりとした計画を立てて話し合うことが大切です。
未経験から起業して成功するポイント

未経験やスキルなしでの起業に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。未経験から起業して成功するポイントをご紹介します。
小規模から始める
未経験からの起業は、小規模から始めるのがポイントです。小規模からスタートする一番のメリットは、リスクが少ないことです。万が一、事業に失敗しても損失は最小限に抑えられます。
たとえば在宅でできるパソコンを使った仕事など、元手をかけずに起業しやすい仕事もたくさんあります。小規模からのスタートであれば、資金がない方でも起業に踏み出しやすいでしょう。リスクが少ないため、未経験で好きな仕事にチャレンジしたい方も安心です。
小規模から始めて、経験を積みながら少しずつ事業を拡大していきましょう。
家族の理解を得る
起業して成功するには、家族の理解が不可欠といっても過言ではありません。まずは、家族に話して理解を得ましょう。
起業したい気持ちを打ち明けると、収入面などで家族は不安になるかもしれません。しかし、家族を説得できないまま起業すると、家庭内の不和を招く恐れがあります。起業したい理由やどのような仕事をしたいのかを丁寧に説明し、家族の意見にも耳を傾けながら時間をかけて話し合いをすることが重要です。
しっかりと家族の理解を得たうえで起業する事で、不安になったときも心の支えとなってくれるでしょう。また、ママの起業の場合は家事や育児を家族が積極的に分担してくれる可能性があります。
初期投資が少ない業種を選ぶ
未経験からの起業は、できるだけ初期投資が少ない業種を選ぶと安心です。なぜなら起業してすぐに事業が軌道に乗るとは限らないからです。とくに未経験から起業する場合、まだ実績がないため、しばらくは収益が安定しない可能性があります。
未経験から起業できる業種の中には、ほとんどお金をかけずに始められるものもあります。リスクを避けるためにも、初期投資が少ない業種を選びましょう。
事業に必要な知識やスキルを習得する
未経験から起業し、安定して仕事を獲得するには、事業に必要な知識やスキルの習得が不可欠です。独学や講座を受講するなどして、基本的なスキルを身につけておきましょう。
また、起業して成功するには、コミュニケーション能力や営業力、マーケティングスキル、財務・会計の知識なども必要です。実践を通じて学びながら、意欲的にスキル向上を目指す姿勢が大切です。
起業の目的を明確にする
起業前に、目的を明確にしておくことは重要なポイントです。起業の目的は、事業を行う指針となります。たとえば自由な働き方を求めて起業したのに、仕事を詰め込みすぎて休みも取れず、常に仕事に追われるようでは本末転倒です。方向性がブレないように、最初に目的をはっきりさせておきましょう。
働き方を決めておく
どのような働き方をしたいか明確にしておくことも大切なポイントです。「土日は仕事を休んで家族と過ごしたい」「夕方までには仕事を終わらせたい」など、働き方を明確に決めておきましょう。
とくに在宅の仕事はビジネスとプライベートの線引きが難しいため、働き方を決めておかないとプライベートな時間を犠牲にしてしまうことがあります。就業時間や休日を設定しておくとよいでしょう。
起業するための手続き

起業するには個人事業主として開業する方法と、株式会社などの法人を設立する方法があります。
個人事業主としての起業は開業届を税務署に出すだけなので、手続きが簡単です。利益が出なければ所得税や住民税はかかりませんが、法人に比べて社会的信用が低いことや、責任範囲が無限責任であることなどのデメリットがあります。
無限責任とは、事業によって生じた負債をすべて支払う義務を負うことです。個人事業主は会社を設立しませんが、負債に対して無限責任を負います。
一方、株式会社や合名会社は有限責任です。出資額を上限として責任を負うため、会社が倒産したら出資したお金は戻ってきませんが、それ以上の責任を負う必要もありません。
法人は社会的信用度が高いことや、責任範囲が有限責任であることなどのメリットがありますが、設立するのに定款の作成や法人登記などが必要なため、手間と費用がかかります。
そのため、できるだけ簡単に起業したい方や、お金をかけずに起業したい方には個人事業主から始め、事業規模が大きくなってから法人化する方法もあります。
個人事業主として開業するための手続き
個人事業主として開業するには、事業を始めた日から1か月以内に納税地を所轄する税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」の提出が必要です。
また、個人事業主の確定申告には、青色申告と白色申告の2種類があります。青色申告は事前に申請が必要で、最大65万円の控除が受けられます。一方、白色申告は簡易簿記で記帳できて事前申請の必要がないことがメリットですが、節税効果はありません。
青色申告を希望する場合、「所得税の青色申告承認申請書」を提出します。開業日が1月1日〜15日の場合、その年の3月15日が申請期限です。1月16日以降に開業した場合の申請期限は、開業日から2か月以内です。開業届と同時に提出しておくとよいでしょう。
個人事業主になるための手続きは法人を設立するより簡単で、費用もかかりません。未経験から1人で起業したい方には個人事業主がおすすめです。
法人として起業するための手続き
法人を設立するには、法人登記の申請が必要で、費用もかかります。しかし、個人事業主に比べて節税効果や社会的信用度が高いことなどのメリットがあります。
会社を設立する大まかな手順は以下の通りです。
- 会社概要の決定
- 定款の作成・認証
- 資本金の払い込み
- 登記申請
会社の設立には定款用収入印紙代、定款認証の手数料、謄本代、登録免許税などが必要です。株式会社の設立費用は20万〜25万円程度、合同会社は10万円程度かかります。
まとめ:未経験の起業は小規模から始めよう

本記事では、未経験やスキルなしでも起業しやすい仕事や成功のポイントなどを解説しました。失敗のリスクをできるだけ避けるためにも、未経験の起業は小規模から始めるのがポイントです。
また、仕事を継続して獲得し、安定した収益を得るには、スキルアップが欠かせません。できるだけ好きなことや興味のある分野の仕事を選べば、モチベーションを保ちやすいため、スキルを早く習得できるでしょう。
未経験からの起業をお考えの方は、本記事を参考にして、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
執筆者名早瀬 佳奈子
日商簿記検定2級
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム