アメックス メンバーシップ・リワード・プラスの損益分岐点は?元を取る利用額と活用法を徹底解説

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アメリカン・エキスプレスの「メンバーシップ・リワード・プラス」は、ポイントを効率よく貯められる一方で、年間参加費3,300円(税込)が発生します。

経営者や個人事業主にとって「果たしてこの費用を払う価値があるのか?」は重要な判断材料でしょう。

本記事では、リワード・プラスに加入した場合の損益分岐点を具体的にシミュレーションし、どのような利用スタイルであれば年会費の元を取れるのかを解説します。

年会費の元が取れるか気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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メンバーシップ・リワード・プラスの基本概要

メンバーシップ・リワード・プラスは、アメックスのポイントを効率よく貯めることや、使うことができるオプションプログラムです。

損益分岐点を考える前に、まずは「どんな仕組みなのか」「加入するとポイント価値がどう変わるのか」を整理しておきましょう。

対象カードと年会費

メンバーシップ・リワード・プラスの対象となるのは、個人カードでは「グリーン」「ゴールド(既存会員のみ)」「ゴールド・プリファード」「プラチナ」、ビジネスカードでは「ビジネス・グリーン」「ビジネス・ゴールド」「ビジネス・プラチナ」です。

対象カードの種類によって、リワード・プラスの扱いが異なる点も特徴です。

たとえば、ゴールド・プリファードは年会費に含まれており自動付帯、プラチナ(個人・ビジネス)は無料登録が可能ですが申込手続きが必要です。一方、グリーンや(旧)ゴールドは任意加入で年間参加費3,300円(税込)が加算されます。

また、ビジネス・ゴールドは初年度は自動登録で無料、2年目以降は3,300円(税込)が発生する仕組みです。

カードによって条件が違うため、費用や登録方法を整理した一覧を以下の表で確認しておきましょう。

▼個人カード

カード種別カード年会費(税込)メンバーシップ・リワード・プラス年間参加費(税込)
アメックスグリーンカードグリーン


月額1,100円(年換算13,200円)3,300円(任意加入)

ゴールド・プリファード


39,600円無料(自動登録)
プラチナ

165,000円無料(要登録手続き)

▼ビジネスカード

カード種別カード年会費(税込)メンバーシップ・リワード・プラス年間参加費(税込)
ビジネス・グリーン


13,200円3,300円(任意加入)
ビジネス・ゴールド


49,500円初年度無料(自動登録)2年目以降 3,300円
ビジネス・プラチナ



165,000円無料(要登録手続き)

ポイント価値がどう変わるか(未加入時と加入時の違い)

リワードプラスに加入すると、アメックスのポイント価値は大きく変わります。

未加入のままではカード利用代金への充当などで1ポイント=0.3〜0.5円程度にとどまりますが、加入すればAmazon支払いやマイル交換などでポイント価値が向上します。

なお、ポイントが貯まるスピード(原則100円=1ポイント)は加入の有無で変わりません。変わるのは「使うときの価値」です。

たとえば、提携航空会社の多くでは「1,250ポイント=1,000マイル」のレートで交換可能です。
さらに「ANAコース」(年5,500円/プラチナは無料)を追加すれば「1,000ポイント=1,000マイル」という等価レートになり、マイルの価値次第では1ポイントが2円〜5円以上にも膨らみます。

また、Amazonでの支払いも、未加入時は1ポイント=約0.3円ですが、加入後は1ポイント=0.5円として利用可能です。

Amazonやマイル交換など、利用シーンによってポイント価値は大きく変わることが分かったと思います。では、その差を活かして実際に年間参加費3,300円(税込)を取り戻すにはどのくらいポイントを貯めればよいのか、次の項目で具体的にシミュレーションしていきます。

損益分岐点はどこ?必要ポイント数からシミュレーション

リワードプラスで最も気になるのは「年間参加費3,300円(税込)の元を取れるかどうか」です。

ここでは、必要なポイント数を計算式で示し、通常決済や加盟店利用、マイル移行といったパターンごとにシミュレーションしていきます。

損益分岐点に必要なポイント数の計算式

損益分岐点の計算はシンプルです。

年間参加費3,300円(税込)を、ポイント価値の上昇分で割れば算出できます。

フリサプ編集部
フリサプ編集部
例えば、未加入時1ポイント=0.5円、加入後1ポイント=1.0円とすると価値の差は0.5円。

したがって、3,300円 ÷ 0.5円 = 6,600ポイント が必要となります。

年間で6,600ポイント以上を「1ポイント=1円として使える方法」で利用できれば、年会費の元を取れる計算です。

通常決済(1倍還元)の場合

メンバーシップ・リワード・プラスの損益分岐点である6,600ポイントを、アメックスの基本還元率(100円=1ポイント)で貯めるには、年間で66万円のカード利用が必要です。

月額に換算すると約5万5,000円となり、決して非現実的な数字ではありません。

たとえば、オフィスの通信費や電気代などの固定費をカード払いに切り替えるだけで、毎月数万円の決済額を確保できます。加えて、広告費やクラウドサービスの利用料、取引先との会食費や出張費をカードに集約すれば、年間66万円は十分に到達可能な水準です。

個人利用でも、日常のスーパーやコンビニ、公共料金、サブスクリプションサービスなどを積み重ねれば、月5万円台の利用は現実的です。つまり、経費や生活費をカード決済に一元化する意識を持つだけで、リワードプラスの年間参加費3,300円(税込)をカバーするラインに自然と近づけるでしょう。

通常決済の還元率でも堅実に積み上げていけば、年会費の元を取ることは十分に可能です。

対象加盟店で3倍還元を利用する場合

リワードプラスに登録すると、無料オプションの 「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」 にも申し込み可能になります。

プログラムを利用すれば、対象加盟店やサービスにおいて100円=3ポイント(通常1ポイント+ボーナス2ポイント)になるため、ポイント還元率が3倍にアップします。

対象となる代表的な加盟店・サービスは以下の通りです。

・Amazon(Amazon.co.jp、Amazonマーケットプレイス、Kindle本、Amazon Business)
・Yahoo! JAPAN(Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション)
・ App Store/Apple のサービス(App Store、Apple Music、iTunes Store など)
・Uber Eats(Uber Eats アプリ、Uber Eats ウェブサイト)
・ヨドバシカメラ(ヨドバシカメラ、ヨドバシ・ドット・コム、石井スポーツ、アートスポーツ)
・JAL公式ウェブサイト(航空券・ツアーなど)
・ 一休.com(一休.comにて予約の国内宿泊)
・HIS公式ウェブサイト(海外航空券・ホテル・パッケージツアーなど)
・アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン(アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインにて購入の事前決済のホテル、レンタカー、国内航空券)

対象加盟店での3倍還元を活用すれば、損益分岐点である6,600ポイントを貯めるために必要な年間決済額は通常決済の約3分の1に圧縮され、約22万円となります。月額に換算するとおよそ1万8,000円で到達可能です。

法人利用なら出張や備品購入、個人でもネットショッピングや旅行予約にカードを集約することで、無理なく達成できるラインです。

ANAマイル移行を利用する場合

ポイントを航空会社のマイルへ移行する予定がある方にとって、メンバーシップ・リワード・プラスは欠かせないプログラムです。

特にANAマイルへの移行では、追加で「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録することで、1ポイント=1マイルの等価交換が可能になります。

この場合、損益分岐点の6,600ポイントはそのまま6,600ANAマイルに相当します。

6,600マイルあれば国内線特典航空券などに交換でき、年会費3,300円(税込)を上回る価値を得られるでしょう。

出張や旅行でANA便を利用する機会がある方にとって、メンバーシップ・リワード・プラスの登録は年会費以上のメリットを期待できる選択肢です。

加入時と未加入時の差を比較(表でまとめ)

ここまでのシミュレーションを整理すると、リワードプラスへの加入によってポイント価値が大きく変わることがわかります。

通常決済でも、対象加盟店での利用でも、そしてANAマイルへの移行でも、未加入時との違いは明確です。

年間参加費3,300円(税込)は、こうしたメリットを得るためのコストと捉えられます。自分の利用スタイルと照らし合わせて、元を取れるかどうかを判断するとよいでしょう。

利用方法未加入時加入時差分
通常決済1ポイント=0.5円1ポイント=1円+0.5円
対象加盟店利用1ポイント=1.5円1ポイント=3円+1.5円
ANA移行※ANAコース参加費5,500円(税込み/年間)が別途必要1ポイント=0.5マイル1ポイント=1マイル+0.5マイル

利用金額に換算するとどれくらい必要?

損益分岐点は6,600ポイントと分かりました。では、そのポイントを貯めるためには実際にどれくらいの利用金額が必要になるのでしょうか。

ポイント数だけでなく、月々や年間の決済額という現実的な視点からシミュレーションしていきます。

通常決済では年間利用額が損益分岐点を左右する

まずは、特別な加盟店を利用しない通常決済(100円=1ポイント)のみで考える場合です。このケースでは、損益分岐点である6,600ポイントを獲得するために、年間で66万円の利用が必要となります。

たとえば、月々の経費決済額が30,000円であれば、年間利用額は360,000円となり、獲得できるポイントは3,600ポイントで損益分岐点には届きません。

一方、月々の決済額が55,000円であれば、年間でちょうど660,000円となり、6,600ポイントを獲得して損益分岐点をクリアできます。

自身の事業規模や経費の決済額が、月額5.5万円・年額66万円というラインを上回るかどうかが判断基準になるでしょう。

決済額(月額)年間利用額獲得ポイント損益分岐点
30,000円360,000円3,600pt未達成
55,000円660,000円6,600pt達成

対象加盟店の利用なら必要利用額はさらに下がる

次に、ポイント還元率が3倍になる「ボーナスポイント・プログラム」の加盟店を利用するケースを考えてみましょう。この場合、損益分岐点に到達するために必要な年間利用額は 22万円 で、月額に換算するとおよそ19,000円となります。

たとえば、毎月Amazonで20,000円分の備品や消耗品を購入した場合、年間利用額は240,000円です。獲得できるポイントは3倍の7,200ポイントとなるため、これだけで損益分岐点を超えます。

通常決済額がそれほど多くなくても、対象加盟店での利用が多ければ、リワードプラスのメリットを十分に活かせるでしょう。

少額利用ではなぜ元を取りにくいのか

これまでのシミュレーションからわかるように、メンバーシップ・リワード・プラスは一定額以上のカード利用があってこそ効果を発揮します。反対に、年間の利用額が少ない場合は、年会費の元を取るのが難しくなります。

例として、公共料金の支払い(月1万円程度)のみにカードを使うケースでは、年間利用額は12万円、獲得ポイントは1,200ポイントとなり、損益分岐点の6,600ポイントには届きません。

また、アメックスをメインではなくサブカードとして利用頻度が低い場合も同様です。

年間参加費3,300円(税込)という固定費を回収するには、カード決済をアメックスに集約し、継続的に使い続けることが前提となります。

利用額が少ないと見込まれる場合には、無理にリワードプラスへ加入せず、カードの使い方に合わせて判断するとよいでしょう。

年会費を含めた総合的な損益分岐点

これまではリワードプラスの年間参加費3,300円(税込)だけを基準に損益分岐点を見てきました。

しかし、実際にはカード本体の年会費も発生します。より現実的に判断するには、「トータルコスト」全体を回収できるかどうかを考える必要があります。

ここでは、年会費を含めた総合的な損益分岐点を見ていきましょう。

カード本体の年会費+リワードプラス費用

利用者が負担するコストは、メンバーシップ・リワード・プラスの年会費3,300円(税込)だけではありません。カード本体の年会費も含めて考える必要があります。

法人向けでは、ビジネス・グリーン・カードは13,200円(税込)、ビジネス・ゴールド・カードは49,500円(税込)の年会費がかかります。これにメンバーシップ・リワード・プラスの年会費を加えると、年間の総コストはそれぞれ16,500円、52,800円になります。

一方、ビジネス・プラチナはリワードプラスが無料付帯ですが、本体の年会費は165,000円(税込)です。いずれのカードも、総コスト分をポイントで回収できるかどうかが重要になります。

カードカード年会費(税込)メンバーシップ・リワード・プラス年間参加費(税込)合計(税込)
ビジネス・グリーン13,200円3,300円16,500円
ビジネス・ゴールド49,500円3,300円52,800円
ビジネス・プラチナ165,000円0円165,000円

総コストを回収できる利用スタイル

総コストをポイント価値で回収しようとすると、かなり高額な利用額が必要になります。

仮に1ポイント=1円の価値で交換するとして、ビジネス・グリーン・カードで総コスト16,500円を回収するには16,500ポイント、年間165万円の決済が目安です。ビジネス・ゴールドの場合は年間396万円が必要になります。

もちろん、これはポイントだけで元を取ろうとした場合の単純計算です。

実際のアメックスカードには、旅行傷害保険や空港ラウンジの利用、ビジネス向けの優待サービスなど、ポイント以外の付加価値も数多く備わっています。

年間数百万円規模の経費決済を行う事業であれば、こうした特典も含めてトータルコストを上回るメリットを見込めるでしょう。

トータルで「得」になる人の特徴

メンバーシップ・リワード・プラスに加入してメリットを最大化できるのは、利用スタイルにある程度の条件がそろっている方です。

具体的には以下のような特徴が挙げられます。

  • 年間利用額が50万円〜100万円以上ある
  • 貯めたポイントをマイルに交換して活用したい
  • AmazonやJALなどのボーナスポイント対象加盟店をよく利用する

まず、年間利用額が50万円を超えてくると、リワードプラスの年間参加費3,300円(税込)を回収するのは難しくありません。経費や生活費をある程度カードに集約できる方であれば、この時点で加入を検討する価値があります。

さらに、ポイントをマイルに交換する人は特に有利です。マイル交換はメンバーシップ・リワード・プラスの最大のメリットであり、出張や旅行を計画的に行う方にとっては実質的な費用削減につながります。

また、AmazonやJALといったボーナスポイント加盟店での利用が多い人も効率的にポイントを貯められます。日常的に対象加盟店を利用する習慣がある場合、メンバーシップ・リワード・プラスによる恩恵を受けられるでしょう。

これらの条件に複数当てはまる人ほど、メンバーシップ・リワード・プラスだけでなく、アメックスカード全体を「得するカード」として使いこなせる可能性が高いといえます。

長期利用は得?短期利用は損?

メンバーシップ・リワード・プラスを本当に活かせるかどうかは、カードを「どのくらいの期間使うか」に大きく左右されます。

年会費は毎年かかる一方、ポイントは積み上げるほど価値を発揮する仕組みだからです。

ここからは、長期利用で得られるメリットと、短期利用のリスクを見ていきましょう。

長期利用なら「ポイント失効なし」で着実に貯まる

リワードプラスの大きな魅力のひとつが、ポイントの有効期限を気にせずに長期的に貯められることです。

通常、グリーンやゴールド、プラチナなどのカードではポイントの有効期限が最長3年間に設定されています。そのため、高額な特典を目指してコツコツ貯めていても、交換のタイミングを逃せば失効してしまうリスクがあります。

ただし、この有効期限は「一度でもポイントを交換する」か「リワードプラスに登録する」ことで無期限に変更されます。

メンバーシップ・リワード・プラスへの登録が必須というわけではありません。ただし未登録の場合は、一度でもポイント交換を行えば無期限化されるものの、毎年ポイントを使い続けることが前提となります。

一方で、メンバーシップ・リワード・プラスに登録しておけば、交換を行わなくても自動的に無期限扱いとなるため、ポイントを貯めるスタイルに自由度が生まれます。

特に、数年単位で数万ポイントを目指したい方や、旅行や出張のタイミングに合わせて一気にマイルへ交換したい方にとっては、「いつでも安心して貯め続けられる仕組み」が大きなメリットとなります。

更新を続ければ年会費以上のリターンが見込める

初年度は「年間参加費3,300円(税込)の元が取れるか」という損益分岐点に注目しがちですが、2年、3年と継続利用をすると状況は大きく変わります。有効期限が無期限になることなどにより、失効リスクのないポイントが年々積み重なっていくからです。

たとえば、3年間で50,000ポイントを貯めてマイルに交換したとしましょう。

一般的に1マイル=2円とされる換算で考えると、約10万円分の価値があり、ビジネスクラスに使えば20万円を超える価値に化けることもあります。年間参加費3,300円×3年=9,900円を大きく上回るリターンが得られる計算です。

このように長期利用を前提にすれば、年会費は単なるコストではなく、将来のリターンを生む「先行投資」と考えられます。長く使うほど効率よくポイントが貯まり、年会費以上のメリットを得られます。

短期間の利用だとコストだけが先行するリスク

短期間の利用を前提とする場合、メンバーシップ・リワード・プラスのメリットを十分に得るのは難しくなります。年間参加費3,300円(税込)は加入時点で必ず発生する固定費ですが、それに見合うポイントはこれからの利用によって初めて貯まるからです。

万が一損益分岐点である年間利用額66万円(通常決済の場合)に達する前にカードを解約してしまえば、年会費だけが無駄になる結果となります。特に、入会キャンペーンだけを目的とした短期利用では、こうしたリスクが高まります。

メンバーシップ・リワード・プラスは、アメックスをメインカードとして長く使い続ける前提でこそ価値を発揮するプログラムだと理解しておくことが大切です。

メンバーシップ・リワード・プラスを活用する3つの工夫

メンバーシップ・リワード・プラスの損益分岐点を理解したうえで、さらにメリットを大きくするには工夫が必要です。

ここでは、年間参加費3,300円(税込)を払う価値を一層高めるための3つの具体的な活用法をご紹介します。

日常利用に組み込む

一つ目の工夫は、ポイントアップの機会を特別なものと考えず、日常の支払いに自然に組み込むことです。その中心となるのが、ポイントが3倍になる「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」です。

たとえば、事務用品や備品の購入はAmazon、出張時の航空券手配はJALオンライン、広告出稿はYahoo! JAPANといったように、普段の利用先を対象加盟店に切り替えるだけでポイントは一気に貯まります。

損益分岐点への到達が早まるだけでなく、より多くのポイントを効率よく積み上げられるでしょう。

ポイントの使い道を計画する

二つ目の工夫は、貯めたポイントの「使い道」をあらかじめ計画しておくことです。リワードプラスに加入すれば有効期限は実質無期限になるため、じっくりと価値の高い交換先を狙えます。

たとえば、ポイントを細かくカード利用代金に充当すると、1ポイントあたり0.3〜0.5円程度の価値しか得られません。しかし「数年後にビジネスクラスの航空券に交換する」といった明確な目標を立てれば、同じポイントでも数倍の価値を引き出せます。

特に、提携航空会社のマイル移行はポイントの価値を最大化できる代表的な方法です。数年間の経費決済で積み上げたポイントが、旅行や出張の大きな助けとなり、年会費以上のメリットを実感しやすくなります。

キャンペーンや提携サービスを活かす

三つ目の工夫は、アメックスが実施するキャンペーンや提携サービスを積極的に活用することです。ボーナスポイント加盟店に加え、特定のカテゴリーやサービス利用でポイントが上乗せされる企画が定期的に行われています。

最新のキャンペーン情報は会員専用ページで確認できるので、大きな支出のタイミングに合わせて利用すれば、通常以上のスピードでポイントを貯められます。

さらに、アメックス会員専用の「ボーナスポイント・パートナーズ」を経由すれば、旅行予約サイトやレストラン、ビジネス支援サービスなど幅広いジャンルで追加ポイントを獲得できます。

メンバーシップ・リワード・プラスと併用すれば、より多彩な場面で効率的にポイントを増やせるでしょう。

こうした情報をチェックしながら活用する姿勢が、年会参加費以上の価値を引き出すポイントになります。

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メンバーシップ・リワード・プラスと相性が良いアメックスカード一覧

メンバーシップ・リワード・プラスは多くのアメックスカードで利用できますが、カードの種類ごとに「年会費に含まれるか」「別途費用がかかるか」が異なります。

以下に、代表的なカードとリワードプラスの関係を整理しました。

カードメンバーシップ・リワード・プラス年間参加費(税込)特徴・メリット
プラチナ(個人/ビジネス)無料(要登録)無料付帯のため、最も相性が良い。出張や旅行でのマイル活用に強い。
ゴールド・プリファード無料(自動付帯)追加費用なしで利用可能。コストを抑えつつ高還元を狙える。
ビジネス・ゴールド初年度無料、2年目以降3,300円年間利用額が多い法人・個人事業主なら十分回収可能。
グリーン(個人/ビジネス)3,300円(任意加入)アメックス入門に向くが、利用額が少ないと元を取りにくい。

表からも分かるように、プラチナカード(個人・法人)とゴールド・プリファードは特にメンバーシップ・リワード・プラスとの相性が優れています。

プラチナはメンバーシップ・リワード・プラスが無料で付帯し、さらに旅行保険やコンシェルジュなど付加価値サービスも豊富です。マイル交換では特に威力を発揮し、長期的にポイントを貯めて高い価値で活用したい方に最も適したカードといえます。

一方、ゴールド・プリファードは年会費にリワードプラスが含まれており、追加費用なしで効率よくポイント価値を高められるのが魅力です。

カードごとの年会費や特徴を踏まえて、自分の利用スタイルに合った一枚を選びましょう。

まとめ

メンバーシップ・リワード・プラスは、損益分岐点である年間6,600ポイントを超える利用ができれば、年会費3,300円(税込)を上回る価値を生み出せます。

AmazonやJALなど対象加盟店での3倍還元やマイル移行を組み合わせれば、効率的に達成できるでしょう。さらにポイントの有効期限が実質無期限となるため、長期的に貯めて高い価値で活用することも可能です。

損益分岐点を意識しながら経費や日常決済を集約すれば、リワードプラスは確実に年会費以上のリターンをもたらします。長期的な活用でさらに価値が広がるため、アメックスをメインカードとして利用する方には積極的に取り入れることをおすすめします。

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執筆者名xxさくらxx

編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム

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