プロモーション アメリカン・エキスプレス
個人事業主の方で「ビジネスカードって別にいらないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。
たしかに事業内容によっては、わざわざビジネスカードを作る理由を感じないかもしれませんが、個人事業主の方でもビジネスカードを持つことで、さまざまなメリットが得られます。
今回はビジネスカードはいらないという個人事業主が損をしている理由を解説します。
ビジネスカードを作るメリットや選ぶ際のポイントを明らかにしていきましょう。
【アメックスのビジネスカード】

合計260,000ポイント獲得可能
合計170,000ポイント獲得可能
合計40,000ポイント獲得可能
※2025年8月時点
プロモーション アメリカン・エキスプレス
「ビジネスカードなんていらない!」という個人事業主が損な理由4つ

「ビジネスカードはいらない!」という個人事業主が損な理由は、主に以下の3点が考えられます。
- 私用と仕事用でクレジットカードを使い分けられない
- リボ払いや分割払いができないと思っている
- 事業規模が小さく年会費以上のメリットがないと思っている
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
私用と仕事用でクレジットカードを使い分けられない
私用と仕事用でクレジットカードを使い分けるのが面倒なので、ビジネスカードを使わないという個人事業主の方は多いでしょう。
しかし、私用と仕事用でクレジットカードを分けて使わないと、経費処理が煩雑になってしまいます。
利用履歴を振り返った際に、どの明細が経費での決済か分かりにくいため、作業にも時間がかかってしまいます。
経理処理が手間取ると通常業務の生産性にも影響が出るため、クレジットカードは私用と仕事用で分けるのがおすすめです。
リボ払いや分割払いができないと思っている
ビジネスカードの中には「一括払い」しか選択できないケースが多く、分割払いやリボ払いが利用できないと思っている方は多いでしょう。
しかし、実際にはリボ払いや分割払いができるビジネスカードはあります。
そのため、リボ払いや分割払いができないという理由で、ビジネスカードはいらないと思うのは損です。
支払い方法の選択肢がほしい方は、リボ払いや分割払いが選べるビジネスカードを選んでみてください。
事業規模が小さく年会費以上のメリットがないと思っている
ビジネスカードは年会費が有料のサービスが多いため、年会費以上のメリットが感じられないと思う個人事業主の方もいるでしょう。
しかし、ビジネスカードにはビジネスで役立つ特典が豊富にあるため、たとえ事業規模が小さくても、年会費以上に役立つ可能性は高いです。
例えば、出先で仕事をする機会が多い方は、コワーキングスペースの優待割引があるとお得ですし、移動が多い業種の場合は、トラベル系の特典が手厚いビジネスカードが向いています。
また、年会費無料で作れる個人事業主向けのビジネスカードもあるため、維持コストが気になる方にもさまざまな選択肢があります。
個人事業主がビジネスカードを作る6つのメリット

個人事業主の方でもビジネスカードを作るメリットは数多くあります。
- 経費管理がスムーズになる
- 利用限度額が高めに設定される
- ビジネスに役立つ付帯サービスが多い
- 従業員に対して追加カードを発行できる
- 事業主としての信用力が向上する
- 経費支払いのタイミングを調整できる
メリットを把握した上で再度ビジネスカードを作るかどうかを判断してみましょう。
経費管理がスムーズになる
ビジネスカードは会計ソフトと連携できるため、経費管理をより効率的に行えます。
利用明細が自動で取り込まれるので、手間を大幅に削減できますし、何にいくら使ったのかもすぐに把握できます。
私用と仕事用でクレジットカードを分けて使えるため、利用明細を見た際に一つひとつの履歴がどちらに該当するか迷うこともなくなるでしょう。
利用限度額が高めに設定される
ビジネスカードは個人カードと比較して、利用限度額が高めに設定される傾向にあります。
利用限度額が高ければ、経費の決済をする際に枠が足りなくて困ることもなくなるでしょう。
クレジットカードを使い分けていないと、生活費の決済額が高くなる時期に、限度額の問題で経費の決済ができなくなる可能性があります。
経費での決済頻度や金額が多い場合には、利用限度額に余裕を持たせられるビジネスカードを作るのがおすすめです。
ビジネスに役立つ付帯サービスが多い
ビジネスカードには、仕事で役に立つ付帯サービスや特典が豊富にあります。
たとえば、移動が多い個人事業主の方であれば、空港ラウンジの利用や手荷物宅配サービスは重宝するでしょう。
人との交流や接待の機会が多い場合には、飲食店系の優待特典や予約などを代行してくれるコンシェルジュサービスがあると便利です。
ビジネスカードには、仕事のさまざまな場面で役に立つサービスが揃っているため、ご自身のビジネスをより加速させられるでしょう。
従業員に対して追加カードを発行できる
将来的に従業員を雇う予定がある場合には、ビジネスカードを持っておけば従業員用の追加カードを発行できます。
従業員に追加カードを持たせれば、経費の決済もスムーズに完了しますし、支払い内容に関してもきちんと管理ができます。
経費処理も効率化できるため、従業員を雇う場合には、経費決済用の追加カードが作れるビジネスカードが必須です。
事業主としての信用力が向上する
ビジネスカードを所有しているだけで事業主としての信用力を上げることができます。
カード会社は一定の信用力を有している個人事業主に対してビジネスカードを発行しているため、持っているだけでも信用力の証として使えます。
事業の安定性のアピールにもつながるため、ビジネスカードを1枚持っておくのは非常におすすめです。
経費支払いのタイミングを調整できる
ビジネスカードの支払いのタイミングは、締め日の約1か月後であることが多いです。
そのため、経費の支払いを延長できるため、資金繰りに余裕が生まれます。
さらに、毎月決まったタイミングで引き落としが行われるため、計画的な資金繰りが可能になります。
個人事業主がビジネスカードを発行する時の手順

個人事業主がビジネスカードを発行する際の手順を解説します。
どのような流れでビジネスカードが発行されるのか明らかにしていきましょう。
必要書類
個人事業主の方がビジネスカードを発行する際に、用意すべき書類は以下の通りです。
本人確認書類 | 運転免許証 運転経歴証明書 各種健康保険証 住民票の写しマイナンバーカード(個人番号カード)(表面のみ) 在留カード特別永住者証明書 |
銀行口座 | 利用代金の引き落とし用 |
個人事業主の場合、必要書類は個人用クレジットカードを作る時と変わりません。
場合によっては、事業収入の証明として確定申告書の提出が必要な場合もありますが、基本的には上記の2点を用意してください。
発行手続き
ビジネスカードへの申し込みは、カード会社の公式サイトから行います。
必要事項を記入して申し込みを完了させると審査が行われ、審査に通過するとカードが発行されます。
申し込みから発行までかかる日数はカード会社によって異なりますが、目安としては1週間〜1か月程度と考えてください。
個人事業主がビジネスカードを選ぶ時の5つのポイント

個人事業主の方は以下のポイントを意識してビジネスカードを選んでください。
- 個人事業主を対象にしたカードを選ぶ
- 経費の利用額に応じた限度額を設定する
- ポイント還元率のチェックも重要
- ビジネスに役立つ付帯サービスや特典もチェック
- 会計ソフトとの連携状況を確認する
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
個人事業主を対象にしたカードを選ぶ
ビジネスカードには、法人のみを対象に発行しているサービスもあるため、必ず個人事業主向けに提供されているサービスを選びましょう。
カード会社の利用条件の欄に「個人事業主も可」と記載されているかをチェックしてください。
経費の利用額に応じた限度額を設定する
経費でどれぐらいの金額を決済しているかに応じて、限度額を設定してください。
十分な限度額を設定できていないと、経費の支払いをする際に限度額オーバーで決済ができないトラブルが起きてしまいます。
限度額が足りないとビジネスカードとしての利便性がなくなってしまうため、事業規模に見合ったビジネスカードを作りましょう。
ポイント還元率のチェックも重要
ビジネスカードであってもポイント還元率を重視して選びましょう。
経費で高額の決済をする場合、ポイント還元率の高低によって貯まるポイントに大幅な差が生じます。
たとえば、年間100万円を経費で利用する場合、還元率0.5%と1.0%では、貯まるポイントは1年間で5,000ポイントも違います。
何年も積み重ねると大きな差になるため、ポイント還元率の高さは非常に重要です。
ビジネスに役立つ付帯サービスや特典もチェック
ビジネスに役立つ付帯サービスや特典がどれぐらい付帯しているかをチェックしてください。
もちろん自分の事業内容を考慮して、使う機会があるかどうかも重要です。
移動が多い方であれば、空港ラウンジの利用や手荷物の宅配サービスが非常に便利ですし、出先で仕事をする機会がある場合は、シェアオフィスやコワーキングスペースの優待があるとお得です。
会計ソフトとの連携状況を確認する
お使いの会計ソフトとビジネスカードが連携できるかも確認しましょう。
会計ソフトの連携ができないとビジネスカードを持つ意味が半減してしまいます。
もし「絶対にこのビジネスカードを使いたい」という強い意志がある場合には、カードに合わせて会計ソフトを選ぶというのもおすすめです。
「いらない」と言っていた個人事業主が作るなら「アメックス・ビジネスカード」がおすすめ

個人事業主の方がビジネスカードを作るなら「アメックス・ビジネスカード」がおすすめです。
アメックス・ビジネスカードには「グリーン」「ゴールド」「プラチナ」の3種類があり、それぞれの基本情報は以下のようになっています。(※2025年8月時点)
種類 | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード |
年会費(税込) | 13,200円 | 49,500円 | 165,000円 |
ポイント還元率 | 1.0% | ||
空港ラウンジ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎(プライオリティ・パス有) |
手荷物無料宅配 | ⚪︎ | ⚪︎(ホテル当日宅配有) | ⚪︎(ホテル当日宅配有) |
利用可能枠 | 一律の制限なし | ||
会計ソフトの連携 | 弥生会計/ freee会計 | ||
福利厚生プログラム | 利用可 | ||
健康サポート | ー | ー | ⚪︎ |
宿泊優待 | ー | ー | ⚪︎ |
ETCカード | 無料(20枚まで) | ||
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円まで |
クレジットカードとしてのステータス性の高さに加えて、ビジネスに役立つ特典の多さが魅力なので、年会費以上の価値が得られるでしょう。
【おすすめポイント】
- 利用可能枠の制限なしで利便性が高い
- 経費の支払いで1.0%のポイント還元
- 大手会計ソフトとの連携で経理の効率化が可能
- ビジネスで役立つ特典が豊富
- 国内外を飛び回る方に嬉しいトラベル系の特典
- 福利厚生特典でリフレッシュできる
- 専門家への相談が気軽にできる
では、それぞれのおすすめポイントについて詳しく解説していきます。
利用可能枠の制限なしで利便性が高い
アメックスのビジネスカードは、利用可能枠に一律の制限を設けていません。
個々の利用状況や支払い履歴に応じて、利用可能枠が設定されるため、経費の決済でも十分な金額を確保できます。
支払い前に連絡をすれば利用可能枠の引き上げも受けられるため、事業用の決済手段として柔軟に使えるのが魅力です。
経費の支払いで1.0%のポイント還元
ポイント還元率は1.0%とビジネスカードの中でも高い水準にあるのも魅力です。
新規入会特典も豪華で、利用金額に応じて年会費以上のポイントがプレゼントされます。
経費で高額の決済をする方は、ポイント還元率も重要になるため、よりコスパの高いビジネスカードを選ぶとよいでしょう。
大手会計ソフトとの連携で経理の効率化が可能
「弥生会計」や「freee会計」といった大手会計ソフトとの連携に対応しているため、経理業務をよりスムーズにできます。
利用明細を自動で会計ソフトに取り込めば、いちいち決済の記録を打ち込む必要もありませんし、経費の決済情報に関する振り返りもしやすくなるでしょう。
個人事業主で経理業務が効率化できれば、他の作業にリソースを回せるため、より生産性を高められるはずです。
ビジネスで役立つ特典が豊富
アメックス・ビジネスカードには、ビジネスに特化したサービスが豊富に揃っています。
主な特典は以下の通りです。
経理系 | ・大手会計ソフトとの連携 ・一律制限のない利用可能枠 ・補助金/助成金検索サービス |
出張系 | ・空港ラウンジ ・手荷物宅配サービス ・ホテル優待/アップグレード ・シェアオフィス/コワーキングスペース ・レストラン優待 |
保険系 | ・国内外旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
サポート系 | ・プラチナ・セクレタリー・サービス ・健康維持サポート ・専任コンサルタント |
組織系 | ・社員カードの追加 ・福利厚生プログラム「クラブオフ」 |
会食や接待などでの人脈形成をより積極的に行いたい個人事業主の方も多いはずです。
ビジネス上での交流をサポートしてもらえば、ご自身のビジネスに活かせる人脈を作り上げることができるでしょう。
また、出先でパソコンを開いて作業をする機会が多い場合は、コワーキングスペースやシェアオフィスなどの優待があると便利です。
自宅や事務所以外で仕事をする機会がある個人事業主の方はチェックしてみてください。
国内外を飛び回る方に嬉しいトラベル系の特典
仕事で国内外を飛び回る個人事業主の方に嬉しいトラベル系の特典も充実しています。
空港ラウンジの利用や手荷物宅配サービスなど、移動の負担を軽くしてくれるサービスも多く、出張の際に役立つでしょう。
仕事で移動の多い個人事業主の方こそ、トラベル系の特典を重視して、ビジネスカードを選んでみてください。
福利厚生特典でリフレッシュできる
福利厚生プログラム「クラブオフ」が付帯しており、国内外20万か所以上の施設を優待料金で利用できます。
仕事での疲れをリフレッシュさせたり、家族でレジャーを楽しんだりなど、家族や友人などと楽しめるサービスが豊富です。
仕事とプライベートのメリハリをつけて、どちらも充実させたい個人事業主は利用してみてください。
専門家への相談が気軽にできる
上位ランクのビジネスカードになると、専門家の助言を気軽に受けられるサービスも利用できます。
たとえば、医療に関する情報提供や補助金・助成金の案内が受けられるなど、仕事や事業を続けていく上で重要な情報を入手できます。
事業が多忙な中で自分で調べる時間が捻出できない場合に、気軽に情報を入手できるサービスがあると非常に便利です。
【アメックスのビジネスカード】

合計260,000ポイント獲得可能
合計170,000ポイント獲得可能
合計40,000ポイント獲得可能
※2025年8月時点
プロモーション アメリカン・エキスプレス
「ビジネスカードがいらない」という個人事業主は損してる!に関するよくある質問

「ビジネスカードがいらない」という個人事業主は損をしている理由に関する、よくある質問をまとめました。
ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。
開業前や事業を始めたばかりでもビジネスカードは発行できる?
開業前や事業を始めたばかりの方でもビジネスカードは発行できます。
申込者に安定した収入などの返済能力があれば問題ありません。
個人カードとビジネスカードの違いは?
個人カードと比較してビジネスカードは、仕事で役に立つ機能が付帯しています。
たとえば、「利用限度額が高くて経費の支払いに便利」「会計ソフトとの連携などビジネス機能が豊富」「追加カードの発行枚数が多い」などが挙げられます。
個人カードをビジネス用で使っても問題ない?
個人カードをビジネス用のクレジットカードとして使っても問題ありません。
仕事で使える機能は限られますが、経費の決済に使う分にはとくに変わりはありません。
ただし、個人カードにはビジネス系の特典が少ないため、決済手段以上のメリットは薄いでしょう。
個人事業主はどのランクのビジネスカードを持つべき?
利用者の収入や求める機能に応じてランクを選ぶとよいでしょう。
年会費に対して付帯サービスや特典がそれ以上の価値を有しているかを判断して選んでください。
ビジネスカード以外で事業用で使う決済方法としておすすめは?
クレジットカード以外であれば、デビットカードを利用する選択肢もあります。
事業用の口座とデビットカードを紐づければ、利用代金が銀行口座から即時で引き落とされるため、経費の管理も楽にできるでしょう。
ビジネスカードを私用で使っても問題ない?
ビジネスカードを私用で使ってもとくに問題はありません。
経費処理の段階で棲み分けを行ってください。
「いらない」と言っていた個人事業主もビジネスカードを持った方がメリット大!

「ビジネスカードはいらない」という個人事業主は損をしている理由を解説しました。
たしかに個人事業主の方にとって、ビジネスカードは「ポイントが分散する」「使い分けが面倒」などのデメリットがあるかもしれません。
しかし、「経費管理の効率化」や「ビジネス系の特典」など、ビジネスカードには個人事業主の方にも役立つ豊富なメリットがあります。
今回の記事を参考にして、今までビジネスカードはいらないと思っていた方も、ビジネスカードの発行を検討してみてください。
プロモーション アメリカン・エキスプレス
執筆者名mur1mot0tty
簿記2級、FP3級
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム