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資金不足で新しい挑戦を諦めていませんか?実は条件さえ満たせば、個人事業主でも返済不要の補助金・助成金を活用して事業を大きく成長させられます。
この記事では、個人事業主が資金繰りの不安を解消して設備や広告に投資できるようになる補助金・助成金を解説していきます。資金の壁を乗り越え、ぜひ理想のビジネスを実現する準備を始めてみてください。
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補助金・助成金を使える個人事業主の条件

まずは補助金・助成金を使える個人事業主の条件についてご紹介していきます。申請条件を満たせば、個人事業主でも十分に狙えるはず。
個人事業主が補助金を使うための必須条件
個人事業主が補助金を受け取るには、開業届の提出や確定申告書、本人確認書類、事業実態の証明などが必要になるケースが多いです。趣味ではなくビジネスとして本気で取り組んでいることを示す根拠になります。
上記のような書類を提出したうえで毎月の売上を証明したり詳細な事業計画書を作成したりすることで支援を得やすくなりますが、交付決定前に購入・契約・発注・支払いをしたものは原則として対象外のため、事前の申請と自己負担による立て替えも必要です。
助成金を活用するには従業員の雇用が大切
助成金を受け取るために特に重要となるのが、正社員やアルバイトなどの従業員の適切な雇用です。働きやすい環境づくりや人材育成の支援が目的の補助金・助成金は多く、雇用関係の有無が厳しく問われます。
このような助成金を受給するには、原則として事業所が雇用保険の対象となる手続きが必要です。そのうえで対象の従業員の雇用保険への加入も求められます。
例えばキャリアアップ助成金を活用し、非正規雇用のスタッフを正社員にすれば支援を受けられます。2025年4月の制度改定により、雇用から3年未満の有期雇用労働者の正社員転換は原則1人あたり40万円(中小企業の場合)が支給されます。
なお、雇用から3年以上の有期雇用労働者やその他の『重点支援対象者』に該当する場合は、2期合計で最大80万円(中小企業の場合)の支給が可能です。
従業員を1人でも雇っている場合は、法令を守って適切な労務管理を行うことが受給のカギです。
国と自治体の補助金はどちらを選ぶべきか
個人事業主は事業内容や必要な資金の規模に応じ、国と自治体の補助金を使い分けることが大切です。補助額の上限や公募の回数に加え、申請手続きの難易度が大きく異なるからです。
例えばITツール導入などで100万円規模の投資が必要な場合は、上限が高い国の補助金が最適です。地域に向けた広報活動や数十万円程度のパソコン購入なら、手続きが比較的簡単な市区町村独自の制度が適しています。
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補助金と助成金の違い

国や自治体から支給される補助金は、資金に悩む個人事業主の経営安定に役立ちますが、補助金と助成金の違いについても知っておく必要があります。それぞれの性質を正しく理解することで、適切に使い分けできるようになります。
補助金は公益性のある取り組みを支援する
主に経済産業省や地方自治体が管轄する補助金は、国が推進する政策目標に合った「公益性の高い事業」を支援する仕組みです。国が社会全体を良くするために必要な分野へ予算を割いているため、補助金を受けるにはその目的に合った優れた事業計画だと認められる必要があります。
採択されるには、自分・自社の利益だけでなく地域経済の活性化や新技術の開発にどう貢献できるかという視点を持ち、説得力のある書類を作る必要があります。具体的には、インボイス制度に対応した情報を印字できるレジの導入や、新規顧客を開拓するウェブサイトの制作費用などが補助の対象です。
地方の特産品を全国に広める販路開拓や、生産性を高める最新設備の導入なども、多くの補助金制度で高く評価される傾向にあります。優れた計画を提示できれば数百万円以上のまとまった資金を受け取れるケースもあるため、事業の成長スピードを一気に速くできるかもしれません。
しかし予算の上限があるため応募倍率が高くなることも珍しくなく、申請したすべての事業者がお金をもらえるわけではないというリスクもあります。不採択の可能性を考え、公募が始まる前から入念な事業計画を作り、他社と差別化する独自の強みを明確にしておきましょう。
補助金の公募は年度始めや補正予算が組まれた時期に集中しやすく、数週間の短い期間で締め切られるケースが多いため情報収集の早さがカギです。事業拡大を加速させる起爆剤として、まずは自分・自社に合う制度がないかを積極的に調べてみてください。
助成金は労働環境の整備や人材育成を支援する
主に厚生労働省が窓口となる助成金は、従業員の雇用を守ったりスキルアップを促したりする「労働環境の改善」を目的に支給される制度です。補助金のような競争はなく、決められた要件をすべてクリアしていれば補助金よりも受け取りやすい傾向にあるのがメリットです。
助成金は従業員が安心して働ける環境を整えたことに対する、国からの奨励金という意味合いが強いです。具体的にはパートタイム従業員の正社員登用や、子育て・介護をしながら働き続けられる社内制度の整備などが該当します。
他にも専門知識を身につける研修を実施して人材育成した時など、人を雇うことに関連したさまざまな場面で経費や手当の一部が国から支給されます。特にこれから初めて人を雇う個人事業主にとって、人件費の負担を減らしながら組織の基盤を固める心強い味方になるはずです。
ただし受給するには雇用保険への適切な加入や、労働基準法などの法律を厳守することが最低条件となる点に注意しましょう。残業代の未払いや出勤簿・賃金台帳などの帳簿類に不備があると、要件を満たしていても不承認となるリスクがあります。
助成金は一定期間継続して募集されるものが多いため、まずは労務管理が適切かを見直すことから始めてみましょう。
助成金は、以下のような流れで受け取るのが一般的です。
①導入したい制度の計画書を労働局に提出する
②研修や正社員化などの取り組みを実行する
③支給申請書を提出して審査を受ける
④助成金が振り込まれる
これらが全て実行されるまでに、半年から1年程度の長い期間を要することも覚えておきましょう。
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個人事業主が補助金・助成金を利用するメリット

以下では、個人事業主が補助金・助成金を利用するメリットを解説していきます。上手く利用できれば、資金繰りの不安が解消されて事業拡大や安定経営を実現しやすくなります。
原則として返済不要
支援制度を利用する最大のメリットは、受け取った資金を返済しなくてよい点です。一部で返還が必要な場合もありますが、返済義務がないことは精神的にも財務的にもゆとりができます。
銀行等から融資を受けると、毎月の返済に追われて本業に集中できなくなる恐れがありますが、返済不要の資金であれば売上の増減を気にせず事業の成長に専念できます。
例えば新しいシステムを導入する際も、自己資金を減らさずに済むため思い切った決断が可能です。事業のステップアップを考えている方は、公的な資金を積極的に活用して盤石な経営基盤を作りましょう。
経営への干渉がない
外部から資金を調達しても、出資者に振り回されず自分の裁量で経営を続けられるのは大きなメリットです。投資家から資金援助を受けると、事業方針に口を出されて自由な経営が難しくなりがちです。
国や自治体からの支援なら、提出した計画書に従って事業を進める限り外部からの干渉を受けません。自分の理念やアイデアをそのまま形にできるため、納得のいく形でビジネスを展開できます。
例えば新しいアイデアを形にしたり、独自のコンテンツを作れたりします。他人の意見に左右されず顧客のニーズに向き合えるため、他社にはない強みを存分に発揮できます。
誰にも縛られず自由な発想で事業の舵取りができるのは、個人事業主にとっては嬉しいはず。外部の圧力を受けずに十分な資金を確保して、理想的なビジネスモデルを実現させてみてください。
設備・人材への投資ができる
補助金・助成金を受けられると、高額な設備投資や優秀な人材の確保に対して、資金面での妥協をせず力を入れられます。個人事業主は資金不足に陥りやすく、事業拡大に必要な先行投資は後回しになりがちに。
そこで公的な補助金・助成金を活用すれば必要な経費をカバーできるため、金銭的な負担を抑えて労働環境を改善できます。従業員の研修を実施したり、最新のデジタル機器を導入したりすることがスムーズに行えます。
例えば専門的なソフトウェアを導入して業務効率を劇的に改善させれば、空いた時間で新たな顧客を開拓できます。さらに従業員を雇って社内の教育体制を整えることで、組織全体の生産性を引き上げることも可能です。
手元の資金だけでは手が届かなかった大規模な施策も実行できるようになるため、事業を急成長させたい方にもピッタリです。人やモノへ積極的に投資して、他社に負けない強いビジネス基盤を作れます。
事業を継続できる
時代の波に合わせて事業内容を転換したり、新たな市場を開拓したりするにはまとまった資金が必要です。補助金・助成金があれば予期せぬ経済状況の悪化などが起きても、支援を受けて事業を維持できます。
売上が一時的に落ち込んでも、事業継続を目的とした給付金を活用すれば当面の運転資金を確保できます。継続的な支援が必要な場合は、数年間にわたって利用できる制度を選んでじっくりと戦略を練り直せます。
例えば従来の対面販売からインターネットを通じた販売へ切り替える際も、初期コストの心配が要りません。新しい販売ルートを作る費用を補助金・助成金でまかなえば、金銭的な負担を感じずに業態転換を進められます。
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【2026年】個人事業主が申請できる補助金・助成金一覧

ここでは広く知られている、個人事業主が申請できる補助金・助成金をご紹介していきます。申請のポイントを分かりやすく解説していますので、気になるものがないか、ぜひチェックしてみてください。
小規模事業者持続化補助金
新規顧客の開拓や業務の効率化を目指す小規模事業者を支援する制度です。従業員数が少ない事業者を対象としているため、個人事業主も広く審査の対象です。
この制度は地域経済を支える小規模事業の持続的な発展を目的としており、経営計画を策定して地道に販路を広げる姿勢が求められます。幅広い方が利用しやすい「一般型・通常枠」のほか、免税事業者からの転換や従業員の給与を増やす事業者を優遇する特例もあります。
一般型・通常枠の詳細と活用例
一般型・通常枠の給付額は50万円が上限で、事前の経営計画に基づいた販路開拓の取り組みであることが必須です。年に3〜4回の公募があり申請期間は2〜3か月続くため、準備にじっくりと時間をかけられます。
例えば、新しい顧客を獲得するために飲食店の外観を改装して看板を設置したり、宣伝用ウェブサイトを作って集客力を高めたりする時に活用できます。
デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)
デジタル化・AI導入補助金は、業務効率を改善するツールの導入費用をカバーし、デジタル化を推し進める支援制度です。AIを活用した自動化ツールのほか、タブレット端末などの機器本体やクラウドサービスの利用料金も最大2年分が補助の対象です。
業務のデジタル化は人手不足の解消や生産性の向上に直結するため、手作業の事務処理をシステムに置き換えて事業の成長スピードを加速させられます。制度を利用するには、専用の認証アカウントを取得して情報セキュリティに関する宣言を行う必要があるため、事前の準備が欠かせません。
申請枠と具体的な活用例
基本的なデジタル化を支援する通常枠のほか、複雑な税制に対応する枠や、強固なセキュリティ対策を推進する枠などがあります。通常枠の補助額は導入プロセスの数によって5〜450万円の間で変動し、給与水準を引き上げる事業者は補助される割合が上がる傾向に。
例えば、顧客の問い合わせに自動応答するシステムを作って業務負担を減らしたり、最新の決済システムを店舗に導入して会計の待ち時間を短縮したりする際に、この制度が役立ちます。公募期間や回数は年度・回次により異なるため、最新の公募要領を確認する必要があります。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
働き方改革や賃上げなどの、社会的な制度変更に対応する事業者を支援する制度です。革新的な商品やサービスの開発や業務プロセスの大きな改善に必要な、高額な専用設備の購入やシステム構築費用の一部が給付されます。
2026年度からは「ものづくり補助金」や「中小企業新事業進出補助金」と統合される方針で、新製品の開発から未知の市場開拓までを一貫してサポートする枠組みへと生まれ変わります。
申請要件と活用例
この補助金を受け取るには、従業員への給与総額を増やしたり最低賃金を引き上げたり、事業の付加価値を高める具体的な計画策定が必須です。給付される金額は申請枠によって異なりますが、最低100万円から最大4,000万円の大規模な資金調達が期待できます。
例えば、精密な加工ができる特殊な工作機械を導入して生産ラインの効率を上げたり、高度な解析ソフトウェアを活用して独自のデザインを生み出したりする時に使えます。
中小企業新事業進出補助金
中小企業新事業進出補助金は、全く新しい分野へ挑戦する個人事業主や経営者に資金援助を行って、事業の成長を後押しする制度です。長年培った経験・技術を活かして別の業界へ参入したり、革新的なサービスを展開したりする際の資金源として活用できます。
現状の事業モデルに行き詰まりを感じている経営者にとって新規事業への投資は重要なため、この制度を利用すればリスクを抑えながら新しい収益の柱を作れます。ただし新事業進出の定義に合致していることに加え、働きやすい環境の整備や金融機関との連携といった、厳しい要件をクリアするための緻密な計画が求められます。
活用例
例えば長年経営してきた飲食店を大幅に改装して異業種のサービス拠点へ転換したり、既存の製品に全く新しい機能を付けて別ジャンルの市場へ売り込んだりする際に適しています。なお、補助上限額は従業員数に応じて750万円〜7,000万円の範囲で設定されており、大幅賃上げ特例を適用すると最大9,000万円まで引き上げられます。
個人事業主も申請可能ですが、従業員数が0人の場合は対象外となるため注意が必要です。
事業承継・M&A補助金
高齢化や後継者不足に悩む事業者が、育ててきた事業を次世代に引き継ぐためのさまざまな経費を支援する制度が「事業承継・M&A補助金」です。専門家を活用する枠や廃業からの再チャレンジを促す枠などがあります。
代表的な事業承継促進枠では、要件を満たせば個人開業の医師や農家なども対象です。常時雇用している従業員の人数により対象かどうかが分かれ、例えば小売業の個人事業主なら従業員が50人以下であることが申請条件です。
申請要件と補助対象経費の詳細
補助金を受け取るには「対象事業を5年以上継続して申告している」実績が必要で、引き継ぐ人物は該当事業で3年以上の実務経験を積んでいる必要があります。親族や優秀な従業員を後継者に選び、申請日から5年後までに確実に経営権・所有権の譲渡を完了させるという、現実的で確実性の高い計画書の作成が不可欠です。
対象経費は新しい設備の購入費用から専門家への謝礼、外注費用まで幅広く認められており、小規模事業者の場合は費用の2分の1または3分の2を、最大800万円までが補助されます。また公募回によって異なりますが約1か月間が申請期間となる傾向があるため、最新の公募要領で確認が必要です。
各地域の補助金・給付金
国が全国的に展開する大規模な制度とは別に、都道府県や市区町村が独自予算で運営する助成金があります。自治体ごとに支援の目的や対象の業種が細かく設定されているため、自分の事業地域でどのようなサポートを受けられるか、定期的な確認が大切です。
地域密着型のビジネスを展開するうえで地元自治体からの資金援助は心強い味方となるため、独立行政法人が運営する情報サイトなどで最新の公募情報をチェックしてみてください。補助の条件として自治体が開催する経営セミナーの受講が義務付けられているケースも多く、資金面だけでなく経営のノウハウを学ぶ良い機会にもなります。
東京都の創業助成事業の例
例えば東京都が実施する創業助成金は、都内で新しく事業を始める人や創業間もない経営者が直面しやすい初期の資金不足を解消してくれます。事務所の家賃や人件費の補助から、広告宣伝費や市場調査の委託費用まで、経営を安定させるための幅広い費用が補助対象です。
例えば都内の優良な立地に店舗を構える際の高額な初期費用を補填したり、開業直後の運転資金を確保して廃業のリスクを減らしたりする際に有効です。補助の上限額は400万円ですが、募集期間が短い傾向にあるため、前々からの準備が必要です。
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個人事業主が補助金・助成金を受ける時のポイント・注意点

ここでは、個人事業主が補助金・助成金を受け取る時のポイントや注意点を解説していきます。気をつけるポイントを知っておくといざという時に焦らずに済むため、ぜひチェックしてみてください。
必ず受給できるわけではない
補助金はあらかじめ決められた予算枠の中で審査が行われるため、書類を提出しても必ず受給できるわけではありません。競合他社に対する自社製品の優位性や将来の需要見込みなどを、専門用語を避けた分かりやすい言葉で事業計画書に落とし込む必要があります。
例えば自社サービスの価格優位性や普及手法を具体的に示してアピールしつつ、万が一不採択だった場合の代替の資金調達手段も確保しておきましょう。どのような素晴らしい計画でも落ちるリスクがあるため「出せば必ず通る」という甘い見通しを捨てて入念な事前準備を行いましょう。
支給までに時間がかかる
申請から実際に口座へお金が振り込まれるまでには、数か月~1年以上かかるケースも珍しくありません。事業を実施して経費の支払いを終えた後に検査を受ける仕組みであるため、「来月の支払いに充てる」といった自転車操業的な使い方はできません。
例えば春の4月に申請して6月に採択されたとしても、すべての事業工程を終えて最終的な入金が翌年の春頃になる事態も想定されます。制度ごとの標準的な審査期間や入金時期を事前にしっかりと確認し、資金不足を防ぐための余裕を持ったキャッシュフロー計画を綿密に立ててください。
課税対象になることがある
国や自治体から受け取った支援金は事業所得や雑所得として扱われるため、決算時に利益が増えて課税の対象となることがあります。受給できた喜びで資金をすべて使い切ってしまうと、翌年になってから所得税・住民税の支払い通知が届いて、資金繰りが悪化する恐れがあります。
なお補助金を使って機械などの固定資産を購入した場合は「圧縮記帳」という特例制度を利用して、その年の税負担を軽減できるケースもあります。税金や国民健康保険料として支払う分をあらかじめ用意しておき、早めに税理士などの専門家へ相談して対策を講じましょう。
手続きの手間がかかる
必要書類の収集から始まり専門的な事業計画書の作成や受給後の実績報告に至るまで、長期にわたって膨大な事務作業の手間・時間が発生します。製造原価や広告宣伝費など何にいくら使うのかを詳細に記載する労力が求められ、不採択になればそれらの準備作業がすべて無駄になってしまいます。
そのため日々の業務に追われて経営に余裕がない中で無理に申請準備を進めると、事務作業の負荷によってかえってメインの事業運営に大きな支障をきたします。事業計画書を作成するのが難しい場合は、書類作成や複雑な手続きを代行してくれる認定支援機関のサポートを活用するのも検討してみてください。
申請期限がある
それぞれの補助金・助成金には告知から締め切りまでのスケジュールが設定されており、申請期間がわずか数週間と極端に短い制度も存在します。そのため要件を満たす完璧な書類を用意していても、指定された締め切り日をたった1日でも過ぎてしまうと容赦なく不支給の扱いを受けてしまいます。
補助金・助成金の種類によっては何度も公募が行われますが、そのつど要件や期限が変更されるケースも珍しくないため最新の募集要項を丁寧に確認してください。国が実施する制度だけでなく、市区町村が独自に設けている比較的申請しやすい地域の支援制度もこまめにチェックし、期限内に手早く準備を進めましょう。
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補助金・助成金の申請の流れ

補助金・助成金の申請は、以下のような流れで行われます。制度によって申請方法は異なりますが、大まかな流れは似ていることが多いため、ぜひ確認してみてください。
①制度の選定と申請準備
まずはあなたの事業目的に合致する最適な制度を探して、必要な申請書類を準備することが最初のステップです。要件は頻繁に変更されるため、常に最新情報を確認しておかないと対象外となるリスクがあるため要注意です。
専用サイトを活用して対象の経費などを調べ、事業計画書や開業届の控え、確定申告書などを余裕を持って集めましょう。採択の確率を高めるためには、誰が読んでも具体的で分かりやすい魅力的な事業計画が必要です。
②申請書類の提出と審査
準備した書類一式を指定された窓口へ期日までに提出しましょう。審査では書類の内容や面談を通じて、事業の実現可能性や既存事業との相乗効果が厳しく評価されます。
無事に採択通知を受け取った後は、速やかに交付申請を行いましょう。インターネットによる電子申請や郵送など、それぞれの制度に定められた適切な方法で不足なくデータを送信します。採択された後は自動的に資金がもらえるわけではないため、案内通りに交付手続きを進めてください。
③交付決定と事業の実施
事務局から正式な交付決定通知書が手元に届いてから、初めて申請時の計画に沿った対象事業をスタートできます。交付決定前に発生した経費は補助の対象外となるため、実施期間を厳守してスケジュールを徹底管理しましょう。
例えば事業期間が1年間であれば、その期間中は計画通りに経費を使用しつつ、遂行状況を定期的に報告する義務が生じます。なお資金はすべての手続きが終わった後に振り込まれる仕組みであるため、実施費用はあらかじめ自己資金などで賄うことが必要です。
④実績報告と補助金の受給
予定していた事業が終了した後は、かかった経費を証明する書類をまとめて速やかに事業実績の報告を行いましょう。提出された実績報告書や納品書をもとに確定検査が行われ、申請内容と実際の動きに相違がないか細かく精査されます。
請求書などの証拠書類を提出して審査をクリアすると、最終的な支給額が確定して請求できるようになります。請求から約2~3か月ほどで指定口座に資金が振り込まれることも多いですが、受給後も一定期間は事業状況の定期報告を忘れずに行いましょう。
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まとめ:個人事業主は補助金で負担を減らそう

個人事業主が事業を飛躍させるには、販路開拓を支援する補助金や、労働環境を整える助成金を正しく使い分けることが重要です。
この記事で解説したように、「小規模事業者持続化補助金」や「デジタル化・AI導入補助金」などを活用すれば、自己資金を温存しながら設備投資や人材育成が可能となります。
原則として後払いであることや審査の厳しさといった注意点はありますが、綿密な資金計画と入念な事前準備を行えば採択へと近づけます。返済不要の補助金・助成金を味方につければ資金繰りのプレッシャーから解放され、あなたが思い描く理想のサービスを世に送り出すことも不可能ではありません。
まずはあなたの事業や地域の課題に合った支援制度がないか、最新の公募情報をチェックすることから始めてみてください。
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執筆者名Ruben
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム

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