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クレジットカードでのマイルの貯まりやすさは「還元率」だけで決まるわけではありません。経費や出張費といったビジネス支出をどう活用するかで、マイル効率は大きく変わります。特に個人事業主は、日常の経費をまとめてカード決済できるため、マイルを“経費で貯める”ことが可能です。
この記事では、マイル最強のクレジットカードの選び方や活用術をわかりやすく解説するとともに、ビジネス利用と相性の良いアメックスのビジネスカードについても紹介します。
日常の支払いがANAマイルに変わる
- 普段の買い物でポイントが貯まりANAマイルに移行できる
- ANA航空券や旅行商品などANAグループの支払いでポイントが優遇される
- マイルプラス加盟店なら追加マイルも上乗せで貯まる
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個人事業主はマイルを“経費で”貯められるのが最強の理由

個人事業主が「マイル最強のクレジットカード」を選ぶ際に重視したいのが、日常の支出をどれだけマイルに変えられるかです。売上を生むために必要な経費や出張費は、避けられない支出である一方、クレジットカード決済に集約すればそのままマイル獲得源になります。
経費をマイル化できる
個人事業主の最大の強みは、事業に必要な支出を幅広く「経費」としてカード決済できる点です。通信費、広告費、クラウドサービス利用料、備品購入費など、毎月発生する固定費をクレジットカードに集約することで、支出額に応じて着実にマイルを積み上げられます。
現金払いや口座振替では何も残らなかった支出も、カード決済に切り替えるだけでマイルが貯まるため、実質的なコスト削減につながります。特にビジネスカードは、利用限度額が高く設定されており、高額な経費決済にも対応しやすい点が特徴です。経費=マイル獲得源という考え方を持つことで、個人事業主は一般の会社員よりも効率よくマイルを貯められます。
出張・交通費はマイル効率最大化
飛行機や新幹線を利用する出張が多い個人事業主にとって、交通費はマイル効率を一気に高められる支出です。航空券代をクレジットカードで支払えば、カード利用によるポイントに加えて、航空会社の搭乗マイルも同時に獲得できます。
例えば、ANAやJALなどのマイレージプログラムと相性の良いカードを選べば、フライトボーナスやキャンペーンによって獲得マイルが上乗せされるケースもあります。定期的に出張がある個人事業主ほど、交通費をカード決済に集約する効果は大きくなります。
ポイントの用途も柔軟に選べる
ビジネスカードで貯めたポイントやマイルは、航空券への交換だけでなく、さまざまな用途に活用できる点も魅力です。特典航空券や座席アップグレードに使えば、1マイルあたりの価値を大きく高めることができますし、状況によってはスカイコインやe JALポイントに交換して航空券代の支払いに充てることも可能です。
さらに、アメックスのような汎用性の高いポイントプログラムであれば、複数の航空会社マイルに移行できるため、特定の路線や時期に縛られにくくなります。事業の状況や出張計画に応じて使い道を選べるのは、個人事業主にとって大きなメリットといえるでしょう。
マイル最強クレジットカードの選び方

マイル最強のクレジットカードを選ぶには、単純な還元率だけでなく「ポイント→マイル変換」「どの航空会社のマイルが貯まるか」といった観点が重要になります。また、入会特典や継続ボーナス、ビジネス特有の審査条件、付帯サービスの充実度も選び方のポイントです。
マイル還元率(ポイント→マイル変換も含む)
マイルを効率よく貯めるために重視したいのが、「還元率」です。クレジットカードのポイント付与率が高くても、マイルに交換する際の移行レートが低いと、実際のマイル獲得効率は下がります。
例えば、1,000ポイントが800マイルになるカードと、1,000ポイントが1,000マイルになるカードでは、後者の方が実質のマイル還元率が高くなります。ビジネスカードでは、ポイントプログラムそのものがマイル移行前提で設計されているか、複数航空会社への移行が可能かも確認しましょう。
どのマイルが貯まるか(ANA/JAL/他社)
クレジットカードによって貯まるマイルは、提携するマイレージプログラムが異なります。代表的なのは「ANAマイル」と「JALマイル」ですが、他社のマイルに対応しているクレジットカードもあります。個人事業主が選ぶ際は、自身の出張や旅行パターンに合ったマイルを選ぶことが重要です。
例えば、ANA便利用が多い場合はANAマイル提携カードを選ぶと、フライトボーナスやキャンペーンの恩恵も受けやすくなります。また、アメックスのように複数の航空会社にポイント移行できるカードは、汎用性の高さがメリットです。
入会・継続ボーナスで差がつく
クレジットカードは基本還元率のほかに、入会時のボーナスマイルや毎年の継続ボーナスが設定されていることが多く、これがマイル獲得数に大きく影響します。具体的には、入会後数ヶ月以内に一定金額を利用すると大量のボーナスマイルを獲得できるキャンペーンを実施しているケースがあります。
また、継続利用するだけで毎年付与されるボーナスマイルなどもあります。個人事業主の場合、経費支払いが多く、ボーナス条件を達成しやすい点も有利です。
付帯サービス(ラウンジ、旅行保険など)
還元率や特典だけでなく「付帯サービス」の充実度も見逃せません。例えば、空港ラウンジ利用や海外・国内旅行保険は、出張や仕事絡みの移動が多い個人事業主にとって大きなメリットです。空港ラウンジは待ち時間の快適さだけでなく、無料ドリンクやWi-Fiといったサービスも利用できるため、仕事の合間の生産性も高まります。
旅行保険は事故や病気の際の補償として有用で、カードによっては家族特約も付帯されています。また、手荷物宅配やレンタカー割引といったビジネス特化の付帯サービスもあります。
マイル最強のアメックスクレジットカードランキング

マイル最強のクレジットカードを選ぶなら、経費決済との相性やマイル移行の柔軟性、ビジネス向け特典まで含めて評価する必要があります。ここでは、マイル効率・実用性・将来性のバランスを重視し、個人事業主との相性が特に高いアメックスのビジネスカード3種を紹介します。
アメックス・ビジネス・グリーン・カード
アメックス・ビジネス・グリーン・カードは、年会費を抑えながらマイルを貯めたい個人事業主に向いたビジネスカードです。経費決済で貯まるポイントは、メンバーシップ・リワードを通じてマイルへ移行でき、固定費や少額決済を積み重ねることで着実にマイルを獲得できます。
ビジネスカードとしての基本的な機能も充実しており、経費管理や利用明細の可視化によって事務作業の効率化にも貢献します。ゴールドやプラチナほどの付帯特典はありませんが、「まずはビジネスカードでマイルを貯め始めたい」という段階の個人事業主にとって、コストと機能のバランスが良い1枚です。
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アメックス・ビジネス・グリーン・カード
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- 新規入会特典として合計40,000ポイント獲得可能
- 万全のセキュリティと安心の補償
- ETCカード年会費無料(※2025年11月現在)
アメックス・ビジネス・ゴールド・カード
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、マイル効率と特典のバランスが取れた、個人事業主にとって使いやすい1枚です。日常の経費決済で貯まるポイントは、ANAをはじめとした航空会社マイルに移行でき、出張が多い人ほど恩恵を感じやすくなります。
また、空港ラウンジの利用や充実した旅行保険など、出張時に役立つ付帯サービスが標準で用意されている点も魅力です。年会費は49,500円と高めに設定されていますが、事業経費として計上できるため、実質的な負担を抑えやすいのも個人事業主向きといえます。マイルを貯めつつ、ビジネスの信用力や利便性も高めたい人に適したカードです。
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アメックス・ビジネス・ゴールド・カード
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- 新規入会特典として合計180,000ポイント獲得可能
- 「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」1泊2名様 20,000円相当分無料
- 仕入れの決済や経費のお支払いでポイントが貯まる(※2026年2月現在)
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード
アメックス・ビジネス・プラチナ・カードは、マイル効率に加えて、出張や接待の質を重視する個人事業主・経営者向けの最上位カードです。ポイントは複数の航空会社マイルに移行可能で、高額な経費決済を行うほどマイル獲得スピードも加速します。
さらに、コンシェルジュサービスや上位空港ラウンジ、手厚い旅行保険など、時間と安心をお金で買える付帯特典が特徴です。年会費は高額ですが、頻繁に出張をする事業者や、ビジネスシーンでの信頼性を重視する人にとっては、年会費以上の価値を感じやすいカードといえるでしょう。
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アメックス・ビジネス・プラチナ・カード
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- 新規入会特典として合計260,000ポイント獲得可能
- 追加カード(付帯特典あり)4人まで無料
- センチュリオン・ラウンジ羽田が同伴者2名まで無料(※2025年11月現在)
マイル最強のアメックスクレジットカード選びで迷ったらこれ!

出張や仕事の内容、人それぞれ重視したいポイントは異なりますが、「ANA派」「JAL派」「出張重視」「コスト重視」という4つのタイプ別に、最も相性の良いカードの選び方と活用のポイントを見ていきましょう。
ANA派向けマイル最強のアメックスは?
ANAを中心としたフライトや提携航空会社の利用が多い方は、ANAカード(アメックスなど)がおすすめです。ANAグループ便搭乗時のボーナスマイルや、フライトマイルの積算率が高いのが特徴です。また、オンラインショップ「A-style」や提携サービス利用時のポイントもマイルに移行できます。
個人事業主の場合、経費支払いをANA提携カードに集約することで、普段の支出からも効率的にANAマイルを獲得できる点が魅力です。ビジネス旅行が多い方は、ANAマイルの特典航空券獲得効率を最大化できるカードを選ぶことで、旅の充実度を高められます。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAマイルを効率よく貯めたい人にとって、基本となる1枚です。日常のカード利用で貯まるポイントをANAマイルへ移行できるほか、ANAグループ便の利用や提携サービスでマイルを積み上げやすい設計になっています。年会費を抑えつつ、ANAマイルを軸にしたカード運用を始めたい個人事業主に向いています。
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ANAアメックス・カード
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- 新規入会特典として合計35,000マイル相当獲得可能
- ANAグループでのカード利用はポイント1.5倍
- 1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行可能(※2026年2月現在)
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANA便の利用が多く、出張や旅行の快適さも重視したい人向けのカードです。ANAグループでの利用時にポイント優遇があり、継続利用によるボーナスマイルや、年間利用額に応じたANA SKYコインの特典など、利用額が増えるほどメリットを実感しやすくなります。空港ラウンジや旅行保険などの付帯サービスも充実しており、ビジネス利用との相性が良い1枚です。
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ANAアメックス・ゴールド・カード
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- 新規入会特典として合計100,000マイル相当獲得可能
- ANAグループでのカード利用はポイント2倍
- カード継続毎に2,000マイルもらえる(※2026年2月現在)
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、ANAマイルの獲得効率と付帯サービスの両方を高い水準で求める方向けのカードです。入会・継続時のマイル特典に加え、年間利用額が大きい場合には多くのANA SKYコインが付与される仕組みがあり、高額決済を行う事業主ほど恩恵を受けやすい設計です。ANAを中心にフライトを利用しつつ、ワンランク上のサービスを求める人に適した選択肢といえるでしょう。
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ANAアメックス・プレミアム・カード
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- 新規入会特典として合計180,000マイル相当獲得可能
- 国内線ANAラウンジを無料で利用可能
- ANAグループでのカード利用はポイント2.5倍(※2026年2月現在)
JAL派向けマイル最強のアメックスは?
JALが中心であれば、アメックスのビジネスカードと併用することで、JALマイルを効率的に貯められます。公式サイトでも案内されているように、アメックスカードでの決済をJALマイレージバンクにポイント移行することが可能です。特に出張や外出が多い個人事業主にとって、カード決済だけでなくJAL関連オンラインサービスや加盟店での利用もマイルアップにつながります。
JALオンラインで出張手配をスムーズに
アメックス会員向けの「JALオンライン」を利用すると、JAL国内線の出張向け運賃をオンラインで予約・発券できます。変更や取消がしやすい運賃体系が用意されているため、予定が流動的になりがちな個人事業主の出張とも相性が良い仕組みです。航空券の支払いをアメックスカードに集約すれば、決済と同時にポイントも貯まります。
また、JAL便に搭乗した際は、フライトマイルやボーナスマイルが加算されます。これに加えて、カード決済で貯めたポイントをJALマイルに移行することで、「乗って貯める」「支払って貯める」の両立が可能になります。
出張多い & 特典重視なら?
出張が多い個人事業主にとっては、マイル還元だけでなく付帯特典や利便性も重視したいポイントです。そんな方には、アメックスのビジネスカード全般が有効です。ビジネスカードは、経費決済だけでなく、空港ラウンジ、旅行保険、コンシェルジュサービスなど、出張時の利便性を高める特典が充実しています。
出張の頻度が高いほど、これらの付帯サービスは還元率以上の価値を感じられるでしょう。特に長距離・国際線の搭乗、ホテル予約、レンタカー手配などはポイント還元に加え、快適性の向上と業務効率アップに直結します。出張の質を上げつつマイルも貯めたい方に最適です。
コストを抑えてマイルを貯めたいなら?
「年会費を抑えて、それでいてマイルを確実に貯めたい」という人には、アメックス・ビジネス・グリーン・カードがおすすめです。年会費が比較的低めながら、ビジネス決済でのポイント獲得が可能で、そこから複数航空会社のマイルに移行できます。経費支払いをカードに一本化するだけで、固定費からのマイル獲得が進みます。
さらに、基本的な旅行保険やオンライン決済との連携を備えているため、年会費を抑えつつもマイルの“確実な積み上げ”と利便性を両立できます。コスト重視でスタートしたい方にもおすすめです。
マイルを最短で貯める“経費活用テクニック”

マイルを短期間で効率よく貯めたい個人事業主にとって重要なのは、日々の経費支払いをどう設計するかです。固定費や生活と事業にまたがる支出をクレジットカードに集約するだけで、マイルの貯まるスピードは大きく変わります。ここでは、実践しやすく効果の高い経費活用テクニックを紹介します。
固定費をすべてクレカ引き落としにする
マイルを最短で貯めるうえで、まず取り組みたいのが「固定費のクレジットカード決済」です。通信費、クラウドサービス利用料、広告費など、個人事業主には毎月必ず発生する支出が数多くあります。これらを口座振替や請求書払いのままにしていると、マイル獲得の機会を逃してしまいます。
固定費をカード引き落としにすれば、毎月安定してマイルを積み上げることが可能です。ビジネスカードは利用限度額が高めに設定されているため、高額な広告費や外注費にも対応しやすい点がメリットです。支出を「意識せずに貯まる仕組み」に変えることが、マイル最短ルートといえるでしょう。
家族カードで経費管理も一本化(青色申告者向け)
青色申告を行っている個人事業主の場合、家族カードを活用することで、マイル獲得効率をさらに高められます。自宅兼事務所の通信費や消耗品費など、事業と私生活が重なりやすい支出は、利用実態に応じて家事按分を行うことで、適正に経費計上できます。家族カードを発行すれば、これらの支出を1つのカード明細に集約できるため、支払い履歴の管理がしやすくなり、経理作業の効率化につながります。
また、家族カードの利用分も本会員のポイントとして合算されるため、マイルが分散せず、貯まるスピードが早まる点もメリットです。経費管理の透明性を保ちながら、マイル効率を高めたい個人事業主に適した方法といえるでしょう。
なお、家族カードを使っても「事業経費として計上できるのは、あくまで事業に必要な支出のみ」という点に注意してください。
マイル→いくらの価値? 実例でわかるアメックスの最強活用術

マイルは単なるポイントではなく、使い方次第で大きく価値が変わる資産です。同じマイル数でも、普通席の国内線発券とビジネスクラスの特典航空券では“価値”が倍以上になることもあります。
ここではANA・JALそれぞれの特典航空券やホテル活用など、マイルの価値を具体的な事例で数値化して解説します。
ビジネス/ファーストクラス換算
マイルの価値が最も高まりやすい使い方が、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券です。
例えば、ANAの国内線では東京~大阪(片道)で6,000〜9,000マイルが必要とされています。一方、同区間の普通運賃は時期にもよりますが約15,000〜30,000円前後が目安です。この場合、1マイルあたり約2.5〜5円相当の価値になります。
また、JALの国際線では日本~欧州で110,000~140,000マイルが必要です。こうした高マイル必要数の路線では、現金正規運賃が100万円を超えるケースもあるため、マイルで発券すると1マイルあたりの価値が大きく跳ね上がります。
このように、マイルは「どのクラスで使うか」によって価値が大きく変わるため、戦略的に使うことで実質的な還元率を高めることが可能です。
ホテル×マイルで二重に得
マイル活用は航空券だけに留まりません。多くの航空会社マイレージプログラムでは、提携ホテルや航空会社提携ポイントへの交換が可能で、ホテル滞在でもマイル価値を活かせる使い方があります。
例えば、ANAでは「ANA SKY COINS」にマイルを等価で交換して、航空券だけでなくANAグループのホテル代や旅行商品に充てることができます。「1マイル=1円相当」として利用できるため、現金で支払うよりもお得に旅を組み立てられます。
このほか、提携ホテルのプログラムを活用すると、マイルを使った特典宿泊であっても、空室状況や会員ステータスに応じて部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどのサービスを受けられる場合があります。
マイルを使うことで宿泊費そのものを抑えつつ、条件が合えば宿泊時の快適性も高めることが可能です。出張とプライベートの両方で宿泊機会がある個人事業主にとって、マイルは旅全体の価値を高める有効な手段といえるでしょう。
換金用途は最終手段で
マイルを現金的な価値として使う方法もありますが、これは一般的に価値が下がりやすい選択肢です。例えば、電子マネーに交換する場合、1マイル=0.5〜1.25円程度になる例があり、航空券利用と比べると効率は低くなります。
同様に、商品やギフト券への交換も利便性は高いものの、航空券発券時の価値(2.5〜5円/マイル)と比較すると、マイルの“本来の力”を引き出せないことが多いです。したがって、マイルの価値を最大化したいなら、特典航空券や航空会社提携サービスで使う方が圧倒的にお得といえます。
ビジネスカードのよくある質問

ビジネスカードを検討する際、「法人名義で申し込めるのか」「マイルやポイントに税金はかかるのか」「決算期にどう扱えばよいのか」といった疑問を持つ個人事業主は少なくありません。ここでは、実務上よく質問されるポイントを中心に、税務・申込条件の観点から整理します。
法人名義で申込できる?
ビジネスカードは、個人事業主・法人いずれも申込可能な商品が多いのが特徴です。個人事業主の場合は「代表者個人の信用情報」をもとに審査され、カード名義は個人名となるのが一般的です。法人の場合は、例えば経営者が申し込めばカード利用者の氏名(経営者の氏名)に加えて法人名が刻印されます。
したがって、法人名義であっても、代表者の本人確認や連帯責任が求められるケースがほとんどです。そのため、「法人=完全に個人と切り離せる」というわけではありません。重要なのは、事業用カードとして支払いを明確に分けられる点です。個人事業主であっても、ビジネスカードを使えば、私費と経費の線引きがしやすくなり、帳簿管理や確定申告の負担軽減につながります。
マイルの税制上の取り扱いは?
クレジットカードで貯めたマイルやポイントについて、通常の利用範囲であれば、原則として課税対象にはなりません。これは、マイルが「値引き」や「購入特典」と同様の扱いになるためです。たとえば、経費の支払いでカードを使い、その結果として付与されたマイルを特典航空券に利用しても、基本的には所得として申告する必要はありません。
ただし注意点として、マイルやポイントを現金同等物に交換し、かつ事業とは無関係な形で高額に利用した場合など、状況によっては税務上の確認対象になる可能性があります。そのため、マイルはあくまで「付随的な特典」として扱い、経費計上は実際に支払った金額ベースで行うのが安全です。通常の出張や私的旅行での利用であれば、過度に心配する必要はありません。
決算期のポイント消化の考え方
決算期が近づくと、「貯まったマイルやポイントを使ったほうがいいのか」と悩む個人事業主もいます。しかし、課税所得に影響するのは、あくまで実際に支払った経費や売上であり、マイルの残高そのものが損益計算書に影響することはありません。
そのため、無理に決算期に使い切る必要はなく、有効期限や利用計画を優先して使うのが合理的です。特にマイルは、特典航空券などでまとめて使うことで価値が高まるため、決算期に合わせて消費するよりも、出張や旅行の予定に合わせて使うほうが結果的に得になるケースが多いです。
ANAユーザーにアメックス・ビジネスカードは必要?

ANAをよく利用する個人事業主の中には、「ANAカードがあれば十分では?」と感じる方も多いでしょう。確かにANAカードは航空利用に特化した強みがあります。一方で、事業全体の支出や出張を考えると、アメックスのビジネスカードを組み合わせることで、マイル効率や利便性がさらに高まるケースもあります。
ANAカード:航空特化
ANAカードの最大の特徴は、ANA便の利用や航空関連サービスでマイル効率が高まるよう設計されている点にあります。ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えてボーナスマイルが付与され、航空券購入時のマイル積算率も優遇されます。また、ANAマイレージクラブ会員向けのキャンペーンや提携サービスを通じて、ANAマイルを貯めやすい仕組みが整っています。
もちろん、ANAカードも一般的なクレジットカードと同様に、日常の経費決済にも利用可能であり、通信費や消耗品費などを支払えば、その分のマイルも貯まります。ただし、マイル付与や特典の設計は、あくまで航空利用時に最も効果を発揮する構造になっています。
日常の支払いがANAマイルに変わる
- 普段の買い物でポイントが貯まりANAマイルに移行できる
- ANA航空券や旅行商品などANAグループの支払いでポイントが優遇される
- マイルプラス加盟店なら追加マイルも上乗せで貯まる
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アメックス・ビジネス・カード:経費全体×出張
アメックスのビジネスカードは、航空利用だけでなく、事業に関わるあらゆる支出をマイル獲得源にできる点が特徴です。通信費、広告費、備品購入費など、飛行機に乗らない月でも経費決済を通じてポイントが貯まり、そこからANAマイルへ移行できます。
また、空港ラウンジ利用や旅行保険など、出張時に役立つ付帯サービスが標準で備わっている点も、ANAユーザーとの相性が良い理由です。ANAカードが「航空利用の効率化」に強い一方、アメックスビジネスは「経費全体を通じたマイル積立と出張の快適性」を支える役割を担います。事業支出が多い個人事業主ほど、価値を実感しやすいカードといえるでしょう。
出張時の快適さがケタ違い!経費も特典も仕事の武器にするならアメックス
- ラウンジ・保険・優待で、移動のストレスとムダ時間を削る
- 経費の見える化で、月次の締め作業が軽くなる
- 上位カードは会食・ホテル特典も豪華(プラチナは羽田センチュリオン同伴者2名無料)
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両者を賢く使い分ければ“実質負担ゼロ”で恩恵最大化
ANAカードとアメックス・ビジネスカードは、役割を分けて使うことで、それぞれの強みを最大限に活かすことができます。ANA便の搭乗や航空券購入はANAカードで行い、日常の経費決済や出張関連費用はアメックス・ビジネスカードに集約すれば、フライト由来のマイルと経費由来のポイントを同時に積み上げることが可能です。
また、ANAユーザーの場合は、ANAアメックスのクレジットカードという選択肢もあります。ANAアメックスであれば、ANAマイルが直接貯まる設計に加え、アメックスならではの付帯サービスやポイントプログラムの利便性も享受できます。
いずれのカードも年会費は事業経費として計上できるため、税務上の扱いを踏まえると、実質的な負担感を抑えつつマイルと利便性の両方を高めることができます。
経費を味方にすればマイルは最強になる

個人事業主にとって「マイル最強のクレジットカード」とは、単に還元率が高いカードではなく、事業の支出構造に合い、無理なくマイルを貯め続けられるカードです。経費をクレジットカード決済に集約すれば、出張費だけでなく、通信費や消耗品費など日常の支出からもマイルを積み上げることができます。
ANAカードは航空利用に強みがあり、ANA便を頻繁に使う人におすすめの選択肢です。一方で、事業全体の経費管理や出張時の付帯サービスまで含めて考えると、アメックスのビジネスカードは汎用性が高く、マイル獲得の起点を広げられる点が魅力です。さらに、ANAアメックスを選べば、ANAマイルとアメックスのサービスを同時に活用することもできます。
自身の事業スタイルに合ったカードを選び、マイルを賢く活用して、出張や旅の価値を最大化していきましょう。
日常の支払いがANAマイルに変わる
- 普段の買い物でポイントが貯まりANAマイルに移行できる
- ANA航空券や旅行商品などANAグループの支払いでポイントが優遇される
- マイルプラス加盟店なら追加マイルも上乗せで貯まる
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執筆者名山口安奈
3級ファイナンシャル・プランニング技能士
編集企画CWパートナーシップ・フリサプ編集チーム



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